るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

20・21・22・23章

0747581088Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (UK)
J.K. Rowling

Bloomsbury 2005-07-16
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by G-Tools[t]:Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (UK)[an]:J.K. [as]:Rowling

HBP Chapter 20


ロンとハリーは無事に退院。ロンとハーマイオニーの間も若干修復された感じ。ラベンダーは微妙にそのあたりがおもしろくないようです。ダンブルドア先生との4回目の課外授業。スラグホーン先生からの真実の記憶を手に入れることができなかったハリーにダンブルドア先生は失望を見せます。ハリーは非常に恥ずかしい気持ちになり、もっと熱心に探る事を言います。トム・リドル=ヴォルデモートの望みについて。卒業後ヴォルデモートがホグワーツに教師として ― DADAの ― 残りたいという意欲を持っていたことにハリーは驚きますが、ダンブルドア先生は彼にとってホグワーツが居心地のよい場所であったことと、生徒たちに影響力を持てること、そして学校に残るさまざまな力についてが彼にとって魅力的だったのだろうと言います。しかし若すぎる事を理由に彼の望みはかなえられませんでした。最終的にヴォルデモートは選んだのはBorginの店の店員になることでした。そしてペンシーヴで辿る二つの記憶。一つは金持ちの魔法使い、Hepzibah Smithのやしきしもべ、Hokeyのものです。年老いたそのやしきしもべの記憶は、Hepzibahの所にBorginの使いできたトムとの間の会話についてでした。Hepzibahはトムに売り物にはしないけれど、とハッフルパフのゴブレットとスリザリンのロケットを見せます。その二日後Hepzibahは死亡。ゴブレットもロケットもトム自身も行方をくらましてしまいました。ダンブルドア先生はその殺人も盗難もトムがやったことだと考えていると言います。2つ目の記憶はダンブルドア先生自身のもの。校長になってまだ間がない頃、トムがホグワーツに訪ねてきて、教師として招きいれてくれるよう頼みます。ダンブルドア先生はそれをしりぞけ、トムは帰っていきます。

ハリーはどうしてヴォルデモードが何のためにホグワーツに来たのかと疑問を口にしますが、ダンブルドア先生はそれを解く鍵はスラグホーン先生の記憶にある、と言います。


HBP Chapter 21


スラグホーン先生から真実の記憶を引き出す術が見つからないハリー。HBPの教科書を一生懸命読んでいますが、回答は得られません。一方でドラコが姿を消した理由がわかります。彼は、room of requirementを使っていたので地図に現れなかったのでした。また、ポリジュースを使って姿替えをしていたためにハリーたちは彼の移動に気付けなかったのだ、とハリーは考えます。どうにかして、room of requirementに入りたいハリーは透明マントで部屋があるはずの廊下の前をうろうろしますが、どうやっても部屋のドアを見いだせません。

マートルの出現、彼女の言う「少年」は一体何ものなのか?

Apparitionのテストに間に合うよに17才になる一団はテスト前にホグスミードでセッションがあり、ロンとハーマイオニーはそれに参加できますがハリーは誕生日が来ないのでホグワーツに居残りです。ハリーはroom of requirementの前をうろうろしますがやはり今度もダメ。その後ハリーはホグワーツにやってきたトンクスと出会いますが彼女の様子はなんだかおかしいです。ホグスミードから帰ってきたロンとハーマイオニーにハリーはトンクスはシリウスのことが好きだったんじゃないだろうかと言います。 


HBP Chapter 22

Apparitionのテスト。ハーマイオニーは合格するがロンは不合格。ダンブルドア先生から手紙が来て、スラグホーン先生の真の記憶を得られるまで課外授業はなし、と言われるハリー。そしてハグリッドからアラゴグが死んだお葬式に夜にハグリッドの所まで出てきてほしいという手紙も来る。ハーマイオニーは行くことはできない、と言うがハリーは涙の染みた手紙にほだされている。スラグホーン先生からの記憶を得るために、Felix Felicisを使う、という事を思いつきます。夜になってFelix Felicisを試したハリーは「ハグリッドの所に行こう」と言い出します。びっくりするハーマイオニーとロンにかまわずハリーは透明マントをつけて、彼の所へ行けば全てがうまくいくと言います。3人で出かける所にロンとハーマイオニーはラベンダーに捕まってしまいハリーだけが行くことに。ハリーはハグリッドの所に行く途中でスラグホーン先生と行き会います。そこで、アラゴグの事を口にするとスラグホーン先生はアクロマンチュアの毒は非常に貴重だといい、ハリーがアラゴグの葬式に先生も来ればと誘うとスラグホーン先生は(恐らくアラゴグの毒を得るために)ちょっと準備してから向かうと言います。アラゴグの埋葬の後に、アラゴグを偲んでワインを飲むことになりますが、その会話の展開でハリーはスラグホーン先生から彼の真の記憶を引き出す事に成功します。


HBP Chapter 23

「Horcruxes」とはなんだったのか。ダンブルドア先生との深夜の授業。スラグホーン先生の記憶によれば、彼はトムに「Horcruxes」について教えていました。

「Horcruxes」は邪悪な魔法で、殺人など邪悪な行いをすることで自分の魂を分けて何かに封じ込めることで死を免れることができる、という魔法でした。

ヴォルデモードは魂を7つに分けただろう、そしてそのうちの一つは自分本体で、もう一つはトム・リドルの日記、そしてスリザリンの継承者の指輪であり、その日記はハリーがまえに、指輪は自分が破壊したとダンブルドア先生は言います。残りの5つはヘビと、ホグワーツ創始者ゆかりのものを彼は選んだであろう、と言い、ハリーはHepzibahから盗まれたハッフルパフのゴブレットとスリザリンのロケットがそれだ、と言い、ダンブルドア先生も肯定します。レインブンクローとグリフィンドールのゆかりのものでヴォルデモードの封じたものが何かは分かりません。

ハリーはダンブルドア先生がたびたび学校を留守にするのはそのせいですかと聞き、校長先生はそうだと言います。ハリーは先生に自分も連れていって欲しいといい、先生は了承してくれたのでハリーは喜びます。「Horcruxes」を全て破壊すればヴォルデモードを殺すことができますか? と言うハリーにダンブルドア先生はできると言います。ハリーは自分には技術も力もない、と言いますが、先生はハリーにはヴォルデモードが持たないものがある、と言い、ハリーは「愛情」ですねと言います。そしてダンブルドア先生は預言があるからヴォルデモードを倒すのでなく、自分自身の決定でヴォルデモードを倒そうとしなさいと言います。