もともとピアノコンチェルトの4番が好きだったので、そういうひいき目もあるのかもしれませんが、うわ、何この演奏(^^;)。
ツィメルマンもウィーン・フィルもバーンスタインもすっごく気持ちよさそうに演奏してるんですけど(私にはそう見えるってだけかもしれませんけど(^^;))。
寄り添う音と対立する音と、緩急自在、縦横無尽という感じでのオーケストラとピアノとのやりとりがステキです。主題の引き渡し合いの小気味良さといったら!
弱音の美しいトリルも粒の揃ったスケールもド迫力のカデンツァもぼーっと聞き惚れてしまいましたよ。
こんなライブ演奏の場にいたら至福の境地だろうなあ、このDVDでその演奏だけは共有できるけど、演奏の空間は行った人だけのモノな訳だし。。
演奏が終わった後のバーンスタインとツィメルマンの共感と情愛にあふれたハグはなんだか良く理解しあった、お父さんと息子みたいでした。