るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

The Cater Street Hangman

The Cater Street Hangman 582/3991

The Cater Street Hangman: The First Charlotte and Thomas Pitt Novel (Mortalis)The Cater Street Hangman: The First Charlotte and Thomas Pitt Novel (Mortalis)
Anne Perry

Ballantine Books 2008-09-30
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The [t]Cater Street Hangman: The First Charlotte and Thomas Pitt Novel (Mortalis)[an]Anne [as]Perry

capter1-2

第一章、語り手は銀行家の3人娘の次女、シャーロット・エリソン、23才。年齢的なものに加え、新聞を読みたがり、議論したがり、と当時の結婚市場からすると妻として求められている像からはやや離れた立ち位置の女性です。エリソン家で午後のお茶(とおしゃべりの時間)中、6週前に殺されたクロエ・アバナシーの話題が出ます。クロエは午後4時過ぎに、貧しい人々のための古着を教区牧師の所へ持って行った所を何者かに襲われ殺されたのでした。 彼女はまだ若く18才でした。 そうこうしている内に、シャーロットが新聞を読むことを咎める両親が、さらに別の若い女性が通りで殺されたという事についてこっそり相談していました。

第2章、語り手は三女のエミリー。彼女はまさに結婚市場適齢期。自分よりハイクラスの男性との結婚を狙う(結構肉食系(^^;))19才。舞踏会で、首尾良く上流階級で、その上とびきりハンサムなジョージ・アシュワース卿と知り合う事ができ、彼との結婚に意欲を燃やします。

キンドル2を持ち歩けなかったので、ipod touchに入っているものからアン・ペリーのThe Cater Street Hangmanに手をつけてみました。こちらは1979年に発表されて以来ずっと書き続けられている人気シリーズの第一作です。日本でも6巻目と16巻目が邦訳が出ています。

娼婦殺し (集英社文庫)娼婦殺し (集英社文庫)
アン・ペリー 浅羽 莢子

集英社 1999-08-20
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絶版のため十六才の闇はアマゾンで出ません(; ;)

ピット警部&シャーロットものなのですが、1巻目のこの時点ではまだピット警部出てきませんね。出だしの2章だけ読んでるとヒストリカル・ロマンスの導入部みたいですが(^^;) この先さらなる殺人事件が出てきて、ロマンス小説の分類からは外れてしまうのでしょう。

英語難しいかな? と思ったのですが、意外にいけるのは多分、私がヴィクトリア朝を舞台にしたロマンス小説や推理小説、冒険小説(の翻訳ものを)読んでいるせいじゃないかと思います(^^;)

人物覚え書き。ミステリなのでメモ

サラ:エリソン家の長女 26才 

シャーロット:エリソン家 次女 23才

エミリー:エリソン家 三女 19才

ドミニク サラの夫

エドワード・エリソン エリソン家家長 三姉妹の父

キャロライン・エリソン 三姉妹の母

スザンナ サラの叔母 36才 エドワードの末の妹

ジョージ・アシュワース卿 エミリーの崇拝者