るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Silent Night348/1734

Silent NightSilent Night
Mary Higgins Clark

Simon & Schuster 2000-05-25
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chapter1-3

7才のブライアンは10才の兄マイケルと母、キャサリーンとで、白血病で入院中で、手術を終えたばかりの父を見舞うためにニューヨークにきていました。気を紛らわせるために、と連れられたロックフェラーセンターのクリスマスツリーの前で、母が財布を落としてしまい、それを通りすがりの女性が拾い去ってしまいますが母は気付きません。財布には多額の現金と、父に渡すよう祖父から預かった(第二次大戦中祖父を守ってくれた)聖クリストファーのメダルが入っていました。ブライアンは財布を拾った女性の後をつけはじめた。

一方拾った女性カリーは4才の娘と二人暮らし。カリーの弟のジミーは盗みでRiker's Island prisonに服役していたが、警備の人間を撃って逃走中という状況です。

カリーは現在保護観察中で、財布を拾ったもののそのまま返してもスリ取ったと疑われるのではとそのまま持ってきてしまった状況です。

脱獄したジミーがカリーのアパートに侵入し、逃走資金をたかっているところに、ブライアンがやってきて、ジミーが悪人と気付かず、「この人がママのお財布を持ってるの」と言ってしまいます。

クリスマスまであともう少し、ということでSilent nightに突入。最初は12daysを一日1話ずつ読んでクリスマス本は終わりにしようとおもっていたのですが、あまりに殺伐としていたので(^^;)早めに読み終えて次ぎに行こうと考えた次第です。

このsilent nightはサスペンスの女王の呼び名も高いメアリー・ヒギンズ・クラークの中編で、佐藤まりあさんのやさしい洋書ガイドでも読みやすいと紹介されていましたし、レビューでも読後感が良さそうだったので選んでみました。