るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

ハリポタ展&貴婦人と一角獣展


行ってきました。
貴婦人と一角獣展が7月15日までだ、というのと、ハリポタ展、土日、夏休みは混みそうだよなあ、というのと、そういえば国立新美術館と森アートセンターって近いよね?  というのとで弾丸ツアーとあいなりました。

まずはハリポタ展


8時17分仙台発のはやぶさで乗り換えも順調にできて六本木駅についたのが10時10分ほど、おお、2時間切ってる!
平日のおかげか入場もそれほど待つことなく入ることができました。
組み分け帽子のイベントやホグワーツ特急のお出迎えなどアトラクション感のあるイントロダクションも楽しいです。
組み分け帽子は吹き替えではなく英語のまま。希望の寮に入れるようにしているのかな? 私の入った回では一人目男の子>グリフィンドール、二人目女の子>レイブンクロー 3人目おちびちゃん(まだ一才前かも?) >グリフィンドール と全員希望通りの寮に入れていました。

展示物は衣装、小物、部屋の内装などたくさんあって、本当にステキな展示でした。
衣装は直で見るとデザインだけじゃなくテキスタイルの質感が楽しいし、本や書類の小物もとても楽しかったです。
たとえば、ルシウス・マルフォイの衣装はゴージャスで質感も良くて靴もきちんとしてる(デザインはウィングチップ? ダイヤモンドチップ? だったかな、もっと良く見てくれば良かった!!)だとかルーピン先生の衣装はチープで靴もすりきれぎみとか。
トレロニー先生の衣装がキレイでした。映画で見たときはただ地味な感じに見えたんだけど、近くでよく見ると、くすんだグリーンの綿麻混紡?っぽい生地に葉っぱの地模様の布地のチュニックにたぶん綿麻系の糸のくすんだ紫系のの袖無しガウンみたいなニットを重ねてあってそれのデザインも色もステキ。
マダム フーチの青紫のローブもステキでした。

イマドキの少年少女の普段着から、ユールのお祭りの衣装、ビルとフラーの結婚式の時の衣装といったよそゆき衣装まで、本当にキャラクターにあった衣装の数々、目に楽しくてステキでした。
Death Eaterたちの衣装や、ヴォルデモート卿の衣装(思っていたよりシアーな感じだった!)や仮面も良かったです。

衣装だけでなく、ハーマイオニーのビーズのバッグや、アクセサリー類。ホークラックスに賢者の石、蝶の鍵や、もちろん魔法使いたちそれぞれの杖もがっちり展示されていました。ハグリッドのお部屋再現もナイス。

それから、数々の魔法書の装丁や書類の手書き文字も良かったです。吼えメールは折紙をイメージしている、とか寮の掲示板に貼られているメモや、入学許可証、しのびの地図など、映画ではさらっとうつされて終わってしまった風景の一部をじっくり見られる楽しさは格別でした。

そして、音声ガイドはとても充実していました。その衣装や小物について45秒ー1分くらい語ってくれるというのがたくさんあって、ただ眺めるより、情報量が段違いだと思います。日、英、中国語のガイドがあって。切り替えできます。音楽ガイドは耳に近づけて聞くタイプなのですが、イヤフォンも使えるので、自前でイヤフォンを持っていて聞くのも良いようです。

そして売っていたグッズ類。杖やアクセサリー、ペンやノートなどの文具、Tシャツ、マフラー、お菓子、などいろいろいろいろありましたが、結局今回は公式ガイドブックと寮の紋章のマグネットとタオル、それから百味ビーンズと蛙チョコを買いました。

公式ガイドブックは日本語版と英語版があり、いろんなフォントを使って構成されているのですが、英語版の方がフォントがキレイでまとまってる感じです。日本語の方もがんばってそれなりのフォント使ってるのですが、ちょっと、見た目のまとまり悪い感じ。英語版の方を購入しました。

初めて行ってだーーっと見てしまったけれど、もう一回くらいじっくり見に行きたいなあ。

そして返す返すも指輪展が日本に来てくれれば良かったのに!!!! と。

もしかしたらホビット展とか世界巡業してくれないものかしら?? そしてそのときはぜひ日本にも!!!!

とわくわく感も覚めやらぬままに国立新美術館へ移動。歩いても10分くらいらしいですが、猛暑の中迷ったら死活問題と思い、六本木ヒルズから循環バスのちぃバス赤坂ルートに乗ってなるべく歩く距離を減らしました。(でもちょっと迷ったのはご愛敬)


貴婦人と一角獣展の方は雰囲気が一気に変わって、落ち着いています。会期終了直前で激コミかな? という心配は嬉しい方向にはずれてゆったりと見ることができました。
6枚のタペストリーが一度に見渡せるような円形のホールに6枚が飾られ、遠見で一度に、近寄って一枚一枚じっくりみられるようになっている展示方法でした。
その外周側にこのタペストリーにかかわる展示があり、そちらを見てからまた簡単にタペストリーを見に戻ってこられるような見せ方もとても良かったです。

派手過ぎない赤に千花文様(ミルフルール)がちりばめられたものを背景に、その中心に藍色の円形の島、そこにいる貴婦人と一角獣と獅子(と時により侍女や動物たち)タペストリーそのものの美しさも、この連作が暗示する「感覚」も、幅のある解釈を許すミステリアスさもが一塊となってせまってくる感じでした。
じっくり見ることができてとても良かったです。

こちらの展覧会の方では、ミルフルール模様の扇子とつばめノートさんがコラボした貴婦人と一角獣ノートを購入しました。
暑くて早速使いましたよ。

そして後は乃木坂から東京経由で一路仙台へ。こちらも乗り換えスムーズで帰って来ることができました。

本当はもうちょっと時間に余裕があったら、初音ミクカフェに寄るとか、東京駅のステーションギャラリーに寄るとかできたなーと思ったりもしましたがあまり欲張り過ぎるのも良くないでしょう。

とても楽しい一日でした。