Naughty: Nine Tales of Christmas Crime 214/2907
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第一話:Fruitcake
「Ethel QueenanはConnie Sanderlliがサンタの膝に座っている所を見て、殺人を決意した」
から始まるお話。フロリダのAlwasy Sunny Trailer Parkに住むエセルは夫を亡くした後、妻を亡くしたばかりのBud Shmidtにモーションを掛けるが、成功せず、Budは後にきた自分より若い(まだ65才)Connie Sanderlliと良い感じに。そこでEthel は殺虫剤、洗剤その他を混ぜ込んだフルーツケーキを作って、Connieの家の前にプレゼントしてきた。
ConnieはYour Secret AdmirerからのそのケーキがBudが作ったものと考えたが、彼の料理の腕はまったく信頼できなかったし、しかし捨てるには忍びなかったのでさらにデコレーションして飾り付け食べずにおいておき、その後、苦手な隣人へプレゼントとしてわたした。その隣人Bonesの妻はそのキャンディがけされたケーキは食用向きではないと考え、マントルピールの上に飾った。(そして離婚して出て行った)
ケーキとそのクリスマスの飾り付けはその後12ヶ月ほどそのまま放置された。
Alwasy Sunny Trailer Parkの独身男性は減り、Bonesのみだけとなった。そしてEthelがBonesへモーションを掛けた。
クリスマスのプレゼントとしてめんどうくさがりのBonesは一年熟成させたフルーツケーキを贈った。
Ethelはケーキの上の飾り付けをはずせば食べられるだろう、今日はずっと料理していてお腹もすいているし、と考えた。
というところで終わるちょっぴりブラックユーモア系のクリスマスストーリー。
荒野のホームズを書いたスティーブ・ホッケンスミスのクリスマスアンソロジー、2年前に買ったものです。お話は9つなので、もう読まないと間に合わない!!とアンペリーをちょっとおいて読み始めました。
やっぱりクリスマスアンソロジーは楽しい!