るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Naughty: Nine Tales of Christmas Crime

Naughty: Nine Tales of Christmas Crime 214/2907

Naughty: Nine Tales of Christmas CrimeNaughty: Nine Tales of Christmas Crime
Steve Hockensmith

Createspace 2012-05-12
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第一話:Fruitcake

「Ethel QueenanはConnie Sanderlliがサンタの膝に座っている所を見て、殺人を決意した」

から始まるお話。フロリダのAlwasy Sunny Trailer Parkに住むエセルは夫を亡くした後、妻を亡くしたばかりのBud Shmidtにモーションを掛けるが、成功せず、Budは後にきた自分より若い(まだ65才)Connie Sanderlliと良い感じに。そこでEthel は殺虫剤、洗剤その他を混ぜ込んだフルーツケーキを作って、Connieの家の前にプレゼントしてきた。

ConnieはYour Secret AdmirerからのそのケーキがBudが作ったものと考えたが、彼の料理の腕はまったく信頼できなかったし、しかし捨てるには忍びなかったのでさらにデコレーションして飾り付け食べずにおいておき、その後、苦手な隣人へプレゼントとしてわたした。その隣人Bonesの妻はそのキャンディがけされたケーキは食用向きではないと考え、マントルピールの上に飾った。(そして離婚して出て行った)

ケーキとそのクリスマスの飾り付けはその後12ヶ月ほどそのまま放置された。

 Alwasy Sunny Trailer Parkの独身男性は減り、Bonesのみだけとなった。そしてEthelがBonesへモーションを掛けた。

クリスマスのプレゼントとしてめんどうくさがりのBonesは一年熟成させたフルーツケーキを贈った。

Ethelはケーキの上の飾り付けをはずせば食べられるだろう、今日はずっと料理していてお腹もすいているし、と考えた。

というところで終わるちょっぴりブラックユーモア系のクリスマスストーリー。

荒野のホームズを書いたスティーブ・ホッケンスミスのクリスマスアンソロジー、2年前に買ったものです。お話は9つなので、もう読まないと間に合わない!!とアンペリーをちょっとおいて読み始めました。

やっぱりクリスマスアンソロジーは楽しい!