るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Online Games: Literature, New Media, and Narrative

Coursera の講座、「Online Games: Literature, New Media, and Narrative」
を始めてみました。

Couserahttps://www.coursera.org/about/というのは説明も不要でしょうが、教育技術のプラットフォームを提供している営利団体で、世界中のトップレベルの多くの大学と協力し、それらの大学のコースのいくつかを無償でオンライン上に提供して、大規模公開オンライン講座(MOOC:Massive Open Online Course)として無料で教育が受けられるようなシステムになっています。
日本では東京大学が参加しています。

今回私がチャレンジしている、「Online Games: Literature, New Media, and Narrative」というのは、Vanderbilt University(テネシー州 ナッシュヴィル市)のJay Clayton教授によるもので、どのようにして文学や映画、ゲームが、物語を語るという事の根源的な人間の活動にかかわっているか、ということを多様ジャンル、マルチメディアのツアーとしてデザインされているようです。

そのキートピックとして、トールキンのLord of the rings、小説、ピータージャクソンの映画、そしてTurbine社が運営しているLord of the rings onlineを使っている、というのが受講のきっかけでした。

受講期間は7月14日から6週間。

コースはビデオによる講義を視聴して、それについてのクイズ形式のassignmentを行うという形です。
ビデオはクレイトン先生のレクチャー形式のビデオ、

5人の Vanderbiltの学生たちを交えて行われるスモールセミナー形式のビデオ、

そしてインゲームセッション形式のビデオです。

ビデオはインターラクティブで、途中質問のためにレクチャーが中断され、(その質問はスキップできますが)

質問に答えると(選択形式のクイズ)またレクチャーが進められます。

ビデオは8−15分程度のビデオが一週間に8本程度。英語の字幕がついてます。
assignmentはweeklyで3回までチャレンジできて、最も高いスコアを自分の成績として申請できます。
またin-gameのassignmentもあって、lotroに関しては推奨サーバーが4つ。 Gladden 、Landroval、Laurelin 、Meneldorそのサーバーにはcousera 関係のキンシップがあって、新しくはじめるならここでどうぞ、ということのよう。別のサーバーでもうはじめているならあえて新しくはじめる必要はありません。
この講座は基本的に無料ですが、49ドル払って Verified Certificateを取ることもできます。アメリカなら意味があるのかもですが、日本だと記念にしかならない感じがしましたし、web cameraで本人確認とかいろいろたいへんそうだったので自分は今回はやっていません。

現在2週目が終わって3週目に入ったところですが、

一週目はビデオゲームについての概論、ビデオゲームと「物語性」とのかかわりについてなどのざっくりした総論、
二週目はトールキンとLord of the ringsについてと、根底にあるromace questー中世騎士道物語的世界観について
という感じでした。

全体の雰囲気としてはディスカッションにフォーラムもあるし、2004年に受講したBarnes&Noble-Universityの”The Lord of the Rings ”( Online Instructor-led Course) にちょっと似ているな、と思いました。それの受講記はこちらhttp://daisyblue.mints.ne.jp/lotr/event2013.html

Courseraの講座の方も終わったらまとめてみたいと思っています。