るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Tokyo Ring Orchestra


Tokyo Ring Orchestraへいってきました!
これは指輪物語の世界観を演奏するために、有志の方々が集まり、映画「ホビット」、「ロード・オブ・ザ・リング」サントラからの組曲と、デ・メイ作曲の交響曲指輪物語」を演奏するという会でした。

たまたまネット上でこの会の存在を知り、「指輪ファンによる、指輪音楽の演奏会」ということで公式サイト http://ring-orch.com/ での準備の様子をうかがいながら、当日を待ち望んでおりました。

演奏会の場所は新小岩にある江戸川区総合文化センター。

駅から15分ほどの距離にあり、お天気も良く暖かだったのでのんびりあるいていきました。

会場に入ると手渡されたプログラムが上記の写真で、手に取った瞬間に「うわーーー こんなステキプログラム、いただいちゃって良いんでしょうか??」状態。
プログラムの中身もとてもしっかりした濃い内容で、いかにも「指輪物語をわかってらっしゃる」
方々が作られたパンフだなーとわくわく感が高まりました。

第一部は吹奏楽

映画ホビットから、組曲ホビット 思いがけない冒険」「竜に奪われた王国」、
映画ロードオブザリングから、王の帰還メドレー。

第二部は管弦楽で映画からの交響組曲ロードオブザリングから 「旅の仲間」と「二つの塔

第三部は同じく管弦楽交響曲第一番「指輪物語

チューニングのA音が場内を満たしていくあの特別の時空間、そして観客席の期待感、誕生祝いを待つホビットのような気持ちで始まりを待ちました。
吹奏楽での組曲シリーズで始まった演奏会は、あのテーマ、このテーマ、と映画でなじみの音楽が耳に飛び込んでくるごとに同じく映画のシーンが思い起こされ、胸がいっぱいにつまってきました。
そして、デ・メイの交響曲。この曲を通して聴いたのは初めてでしたが、この交響曲の壮大な響きには圧倒されました。 ああなるほどこの曲はガンダルフだ、この曲はエルフたちの佇まいが感じられる、このトリッキーさはゴラムにぴったり、この激しさは闇の中での闘いが伝わる、そしてホビットホビット、だなーと、それぞれが伝わってきて、とても素晴らしかったです。

指輪物語の世界観を音楽で表現という共通認識が元にある、統一感のある演奏会を楽しむ事ができました。
本当に演奏者のみなさまがたは原作や映画の世界観を大事にし、そして熱心にそれを表現しようと励まれていたのだなあ、としみじみ感動しました。

プログラムの最後に指揮をされた寺本さんがご挨拶をされ、アンコールに、管弦楽と、吹奏楽のオールメンバーでの「交響曲第一番 指輪物語 第一楽章 魔法使いガンダルフ」を演奏してくださいました。
全員での演奏はとてもゴージャスでした!!

一日限りのオーケストラとのお話でしたが、ぜひまたの機会をお願いしたいところです。今度は組曲ホビット 決戦の行方」も加えて(^^)