るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Letters of Tolkien No.103

 

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

 

 103:1945/10/11 クリストファー・トールキン宛て

 

「英語と英文学のマートンカレッジの教授職への選任に伴い、トールキンはペンブローグカレッジを離れ、マートンカレッジのフェロー教授になった。この手紙はマートンカレッジの彼の第一印象を述べている。」

 
昨日の午前10時に期日通りカレッジに入り、そして私が今まで見た中で最も恐るべきカレッジミーティング ー 休止なしで午後1時30分までかかり、混乱の中に解散した - に耐えねばならなかった。学長はほとんど間断なく話し続けた。
 
すべての門と扉のマスターキーを得た。お前を案内するのが待ち遠しい。私は今日の午後にダイソンと歩きまわり、そして今、望んだ部屋ー牧草地が見渡せるーに落ち着いている。
私は今夜インクリングスへいくつもりだ。
 
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この手紙の中で、ハウジングリストに名前を書いたとのコメントが。脚注によれば、トールキンはノースムア通り20番地の家が、当時のトールキン一家には大きすぎたので、マートンカレッジの大学住宅を借りたかったとのことでした。