るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Letters of Tolkien No.122

 

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

 

122:1949/12/18 ナオミ・ミッチソン宛て


[ミッチソン夫人は、農夫ジャイルズの冒険ー1949年の秋に出版されたーをほめそやす手紙を書いた。]

 

(感想を)書いてくださってご親切なことでした。
(ジャイルズの冒険は)ラブレスソサイエティで読まれるために少し学識者ぶった仕上げをしています。ある人々には、時代錯誤的な楽しみを見つけることになりました。
私は「ドラゴン」が想像力の魅惑的な産物だと理解しています。
私は二冊の本をあなたに進呈できることを願っています。
その一つは私が12年(間欠的に)の作業の後にちょうど終えた「ホビット」の続編です。それば三倍長く、子供向けのものではない(完全に(子供に)不適当であることを意味しているわけではないですが)
もう一方は、ビルボの日々からはすでに遠くなった時代の純粋な神話と伝説です。
 
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ジャイルズの冒険の感想をありがとうございますのお手紙。

文中でアイルランド語アイスランド語の影響についてなども。

そしてもうすぐ指輪物語を、という話と、ビルボの時代から遠い神話と伝説というのはシルマリルの物語でしょうかね。