るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Letters of Tolkien No.116

 

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

 
116:1948/8/5 アレン&アンウィン社あて
 

Milein Cosman は農夫ジャイルズの挿絵画家として選ばれていた。そして出版社は、トールキンに、彼女が提供した幾枚かの挿絵についての 彼の意見を求めた。

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私自身はこれらの当世風の挿絵にたいして興味をもてない。
私の文章に合っていない。
この物語は明確に場所がはっきりしているものだが、画家によってそれらを描写している試みがない。
巨人は許容できるがドラゴンは問題外だ。
もしあなたがこの種の挿絵があっている、もしくは当世風にすることで利益があるというなら今のところあなたにまかせる。
しかし実際のところ彼女の仕事をおわらせるよう誘導するつもりはないか?
 
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教授、Cosmanさんの挿絵はお気に召さなかった模様。もう少しあとの手紙で、ポーリン・ベイリンさんの挿絵が気に入ったという手紙が出てきます
 
 
 
 

Letters of Tolkien No.115

 

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

 
115:1948(年不明おそらく)/4/7  キャサリン ファラ―宛て
 

ミセス・ファラーはシルマリルの物語とそれに関連した原稿を読みたがっていた

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返事が遅くなって申し訳ない。
私は1914年ぐらいからこれらの物語に骨をおってきたが、読みたがったのはルイスとクリストファー以外いなかったし、だれも出版しようとしなかった。
少しでも読みやすいものになるように時間をつかった。
ペンゴロドによって)引き出されたものからの長い物語は不完全であり、また最新のもではない。
「ゴンドリンの陥落」
ベレンとルシエンのうた」(詩節)
「フーリンの子ら」
 
私は「ヌメノールの没落」と共に、シルマリルの物語とホビットの世界の間をつなぐものである「力の指輪」を見つけ出せない事に悩んでいる。しかしその本質は指輪物語の第二章に含まれている。
近いうちにいくつか原稿をあなたに持っていこう
 
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Rings of Powerと Fall of Numenorが並列で出てきて思わずおおっ となりました。