るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

センス・オブ・ワンダー

ピクサー展に行ってきました。in 郡山市立美術館。Tさんがオススメされていたので、ちょっと足をのばして出かけてきましたが、でかけたその甲斐がありました。展示物は、スケッチ、ペインティング、パステル、立体造型、アートスケープ。キャラクターデザインの変遷の様子や、ストーリーボード、カラースクリプトなど、完成されたアニメーションの前段階の、荒削りな部分もあるけれど、一方で非常に力にあふれた作品を目にすることができて、とても良かったです。すばらしい。特にピクサーのアーティストたちが制作したアナログなアートワークをもとにした、巨大な3D動画はまさにセンス・オブ・ワンダーの世界。
一枚のイラストとして完成された作品も良かったですけれど、キャラクター造型の完成前のスケッチで、このスケッチをもとに討論を重ねていったんだろうなあ、という「過程での勢い」というか作り手たちの情熱みたいなものがひしひしと伝わってくる所などとても楽しかったです。

これは夏に東京でやっていたものでしたが、秋にこの郡山(10月9日で終わりです)、そして冬(12月2日〜1月14日)には兵庫県立美術館で開催されるようですので、関西方面で興味のあるかたはまだまだチャンスがありますよ。