るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

The Titan's Curse

The Titan's Curse YL5.5 総語数76000語

The Titan's Curse (Percy Jackson and the Olympians)The Titan's Curse (Percy Jackson and the Olympians)
Rick Riordan

Hyperion (Juv) 2008-04-08
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The [t]:Titan's Curse (Percy Jackson and the Olympians)[an]:Rick [as]:Riordan

いろいろあったのちサンフランシスコ到着。神を滅ぼすモンスターが何だったのかが判明。

Mr.Dがスネイプ先生なみにツンデレな事も判明しました(ちょっと違う)

アナベルのパパも出て来て、おーなんか納得な感じ。

そして最終地点はMountain of Despair、ヘスペリデスの庭園、アトラスが天を支える場でした。

Mountain of Despairは、20世紀にはサンフランシスコ郊外のタマルパイス山に移動していたということで、冬至を明日に控えてサリア、パーシー、ゾーイはアナベスのパパに車を借りてタマルパイス山に向かいます。

ジェネラルとは誰なのか?、アルテミスは何を負っているのか?、ゾーイの過去は? 神託の真意は? が次々に現されていきます。

ルークとの対決も。

そして哀しい別れ。それからオリンポスの神々の宮廷での評決で、サリアが選択した道と、パーシーにゆだねられたもの。

そしてビアンカとニコの親は誰だったのかがわかります(親神によるしるしははっきりされませんでしたが、ゾンビの対応で推測されます)

ニコはパーシーを憎むと言い放ち、パーシーは期せずして新たな敵を抱えることになってしまいました。

3巻目読了。3巻目は仲間を失うシーンがあって、辛いですね。

そして4巻目へと続く大きな動きがでてきました。

オリンポスの神々がパーシーたちを庇護する側にたつものと、そうでないもの(少数ではありましたが)に分かれる、というのが今回の巻ではっきりしました。

また巻がすすむとこれも変わってくるのかもしれません。

アナベスのママ、アテナはシビアです。でも知性をつきつめるとそうなりがちなのかも。

アテナはパーシーの「致命的な弱点」について指摘するのですが・・・うーん厳しい。

4巻目を読むのが待たれます。ハードカバーではもう出ているのですが、4月にPBが出るのでそれまでお預けすることに(^^;)、本棚の圧迫をできるだけ減らしたいですし、読む本は本当に「山」とあるので。

今年の5月に最終刊(多分)であるThe Last Olympianが出版予定のよう。

パーシーとオリンポスの神々の存亡にかかわる神託がどう現実にあらわされるのかどきどきです。