るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Callander Square

Callander Square 1372/3834

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chapter1-4

Callander広場の花壇で、嬰児の遺体2人分が、花壇整備の最中に見つかりました。1体は埋められて6ヶ月ほど、もう1体は2年くらいは立っているもので、どちらも生後1,2日くらいのものです。死産だったのか生後すぐ殺されたのかは不明。この事件をトーマス・ピットが追う事になります。

Callander広場の周りの家は、中流ー上流階級の家庭でトーマスはメイドの誰かが埋めたのではと捜査を開始します。

シャーロットの妹エミリーは念願かなってジョージ・アシュワースと結婚しており、今やレディ・アシュワース。シャーロットから嬰児遺体遺棄事件の話を聞き、上流階級のコネを使って、Callander広場の周りの家の一つ、Balantyne将軍家のレディ・アガサを訪問します。そこでエミリーはピットが得られないような情報を得る事ができました。

同じくCallander広場の周りの家の一つ、Doran家では2年ほど前に一人娘のHelenaが駆け落ちして行方不明になっていること、Sir Robert Carltonの20も年下の妻は若いBrandyと不倫をして妊娠しているらしいことです。

その情報をシャーロットに伝えるエミリ-。シャーロットは夫にその情報を伝えますが、トーマスはその情報に感謝はするものの、エミリーがそういったことを探ることの危険を警告し、すぐに止めるよう言います。

シャーロットはエミリーに危険を言い含め、調査を止めるよう言いますが、エミリーは止まらず、Balantyne将軍家を再度訪れ、娘、Christinaが妊娠しているらしい事に気づき、将軍が家族史ー歴代の軍人を輩出してきたーを書こうとしていることを知ると、シャーロットを秘書として推薦し、Balantyne家に入り込めるようにしました。

驚きあきれるもののシャーロットは婚前の姓を名乗ってBalantyne家に出かける事にします。

Callander広場の周りの家の一つのReggie Southeronは自分がメイドと火遊びしていた過去のいろいろを思い、近くに住む、医師の Frederick BolsoverやGarson Cmappbellを訪問し、警察に使用人たちがよけいな事を言わないよう相談を持ちかけます。

一方Balantyne家ではレディ・アガサが娘のChristinaがフットマンのMaxとわりない仲になり、身ごもったらしい事を知り、娘を守るために、Maxにこの家での勤めを辞め、スコットランドに行くように脅します。

Charlotte and Thomas Pitt Novel の2作目。二人は結婚して2年ほどたっています。1作目に比べシャーロットはおとなしくなっている印象。結婚したから? エミリーの方は相変わらず奔放な感じですが、階級差に係わらずこの姉妹は仲良く過ごしているようです。

Balantyne将軍家(奥方のレディ・アガサ、娘のChristina)、

Reggie Southeron家(娘二人、姪 ガヴァネスのJemima)

Dr. Frederick Bolsover家(妻 Sophia)

Garson Cmappbell家

Miss Laettia Doran家

Sir Robert Carlton(妻 Euphemia)