るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

ロボッツ

吹き替え版を観てきました。観る前に考えていた以上に楽しんできました。

主人公は、小さな街の貧乏な皿洗いロボットの息子にして天才発明家の、ロドニー。ビッグウェルド・インダストリーの社長、ビッグウェルド博士にあこがれ、ロボットシティに旅立ったロドニーは、インダストリーを訪問したが、社長には会えず。また、古いロボットも新しいロボットも、という理念だった筈のインダストリーは、社長代理のラチェットのたくらみで、古いパーツを作らなくなり、最新型のアップグレードにのみ対応するように変わろうとしていた。ロドニーは、街で、中古ロボットたちと仲間になり、ビッグウェルド社長を探し、ラチェットのたくらみを阻止しようとするが・・・

というストーリーはシンプルでテーマは「誰もがきっと輝ける」という直球勝負。スピーディな画面の切り替えと話の展開、と夏休み低年齢層向けアニメとしては堅実な作りで好感が持てました。
そしてそういったストーリーに秘かに、あるいはあからさまに加えられた遊びの部分、いわゆる小ネタが満載で、映画のパロディその他含め、劇場でウケまくってしまいました。個人的に一番ウケたのは、頭を殴られて一時的におかしくなったビッグウェルド社長が"daisy daisy I'm half crazy"と唄っていたシーンで、頭がおかしくなったロボットがこれを唄うのはお約束ですか、と思わず笑ってしまいました。それからフェンダー"オイルに唄えば"を唄ってくれるのも楽しく、その他、このシーンってあの映画のあのシーンのパロディ? とか、良くわからないけど、多分ここ、元ネタありそうだな〜というのがてんこもりでオトナ的にはそれも楽しかったです。
吹き替えも良かったですが、字幕版も観たかったな〜、ロドニーの声ユアンなんだよな〜とちょっと思ってしまいました。