るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

オーストラリアの児童文学



は紹介、邦訳されていいない訳でもありませんが、はっきりアボリジニアウトバックがらみでなかったりすると、(子供にとっても親にとっても)イギリスもアメリカもオーストラリアもニュージーランドも何もかも全部一緒くたになって英語圏の児童書(まあ間違いではありませんが)ということになって、まぎれてしまったりしているような気がします。

イメージとしてはファンタジー物の邦訳が多いかなというイメージなのですが、ちょっと前だとウィラン・サーガ

氷の覇者 (ハヤカワ文庫 FT 62―ウィラン・サーガ 1)

氷の覇者 (ハヤカワ文庫 FT 62―ウィラン・サーガ 1)

のパトリシア・ライトソンや、魔道師の杖
魔道師の杖 (現代教養文庫―A&Fシリーズ)

魔道師の杖 (現代教養文庫―A&Fシリーズ)

のヴィクター・ケラハー、今だとデルトラ・クエスト
デルトラ・クエストI (1) 沈黙の森

デルトラ・クエストI (1) 沈黙の森

エミリー・ロッダや古王国記のシリーズ(ザブリエル)
サブリエル―冥界の扉 (古王国記)

サブリエル―冥界の扉 (古王国記)

ガース・ニクスなんかが目立つのでそんな感じになるのかもしれません。


時々、現代モノ ― はいけい女王様、弟を助けてください
はいけい女王様、弟を助けてください

はいけい女王様、弟を助けてください

とか、ヒットラーの娘
ヒットラーのむすめ (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)

ヒットラーのむすめ (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)

、とかぼくの犬
ぼくの犬 (世界子ども平和図書館)

ぼくの犬 (世界子ども平和図書館)

とか  ― も出るのですが、微妙に地味なせいか、普通の本屋で見かけることが少なくてなかなか手にすることが少ないかもしれません。

という長い枕の行き先がどこに行くかというと、そのエミリー・ロッダやジャッキー・フレンチも受賞しているオーストラリア児童文学賞、というのがありまして、それの2000年のOld readers(高学年向け)部門で受賞した「48 Shades of Brown

48 Shades of Brown

48 Shades of Brown

というのが映画化されて今ポストプロダクションなのですけれど(IF調べ(^^;))、それを撮った監督さんとそのうちDWが仕事をするらしい、というそこに辿り着きます(結局そこか!)
話が出たのはこちら


http://www.hollywood.com/movies/detail/id/3463497


で、まだ、題名 ― The Sweet Light of Change ― くらいしか出ていませんが、どんな映画になるのか楽しみです。
しかし、48 Shadesが公開前なことを考えると、撮影ももうちょっと先の話のような気がするのですが・・・