るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Montmorency

Montmorency75/233頁

Montmorency: Thief, Liar, Gentleman? (Montmorency)Montmorency: Thief, Liar, Gentleman? (Montmorency)
Eleanor Updale

Scholastic Paperbacks 2005-04
売り上げランキング : 175341

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

[t]:Montmorency: Thief, Liar, Gentleman? [an]:Eleanor [as]:Updale

主人公は、刑務所生活の中で、「これから」の事に想いを巡らせます。Farcett博士の治験例として紳士階級の中を連れ回され、「上等な生活の存在」というものを知った後では、昔の生活に戻る気はしません。下水路のネットワークを使って宝石などを盗み、それを元手に紳士の生活をしたいと考えるようになります。しかし紳士の生活と下水路での泥棒とはうまくつながりません。共犯者が必要です。しかしさんざん考えた後に、彼は自らを己の共犯者とする事に決めました。

捕まえられた時にしがみついていた道具袋のタグから、彼は刑務所内で、Montmorencyという名前で呼ばれるようになっていましたが(本名は別で、本文内ではまだ不明)それを「紳士」用の名前にとっておき、悪辣な泥棒用に「Scarper」という名前を用意します。

無事刑期を終えて外の世界へ戻ったMontmorencyは、早速下水路を試す事にしますが...

ということで副題の- thief liar gentleman? -が形になってきました。

なんというかアルセーヌ・ルパンみたいな感じになるのかしらん。

私の英語がへたれなせいで、文章がちょっと読みにくいです。えー、単語にそれほど難しいものを使っている訳ではないのですが、文がうまく捉えられないというか。おいおい慣れてくるでしょうか。読んでいって、何のどんな事を言っているのかわからなくなってきてしまって、ちょっと待って一息ついて2頁戻ってもう一度とかしないと誤読すること多々ありです。うーむ。でもおもしろいので読みたい気持ちに水がさされることはありません。