るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

ルルル文庫

パイレーティカ―女海賊アートの冒険〈上巻〉 (ルルル文庫)

パイレーティカ―女海賊アートの冒険〈上巻〉 (ルルル文庫)

5月24日に創刊の小学館ルルル文庫、少女向けライトノベル系文庫レーベルということで(少年向けはガガガ文庫というレーベルを創刊らしい)今とても期待してるレーベルです。
何が期待といって、こちらのレーベルは海外翻訳小説を月1程度で刊行する予定だからなのです!
刊行予定はこちら

http://gagaga-lululu.jp/lululu/special/translation.html


7月刊行予定:邦題/パイレーティカ 女海賊アートの冒険(下)●原題/Piratica ●著/タニス・リー(Tanith Lee)
8月刊行予定:邦題/ウイッシングムーン(仮)●原題/Wishing Moon ●著/Michael O. Tunnell
9月刊行予定:邦題/オベニュウティン(仮)●原題/Obernewtyn ●著/Isobelle Carmody
秋以降刊行予定

邦題/エノーラホームズの事件簿(仮)●原題/An Enola Holmes Mystery ●著/Nancy Springer
邦題/サークルマジック(仮) 全4巻予定●原題/circle of magic ●著/Tamora Pierce



「アラジンと魔法のランプ」をモチーフにした少女成長物語だという、ウィッシング・ムーン、東 茅子さんの書かれたレビューを読んで非常に気になっているオベニュウティン(東さんのレビューを読んだ印象でですが、世界設定がちょっと北原文野さんのPシリーズを彷彿とさせます)、2007年のエドガー賞児童図書賞のショートリストに入っていたナンシー・スプリンガーのエノーラ・ホームズの事件簿、女騎士アランナのシリーズを書いたタモラ・ピアスのサークルマジックとわくわくします。
このレーベルが成功して、児童・YAファンタジー、アドベンチャーの翻訳がさらに増えてくれると良いなあ、なんて夢想してます(もっともお財布は大変な事になりますが)。

ところでサークルマジックのみ全4巻予定となっていますが、オベニュウティンはオベニュウティン・クロニクルとして全4巻が刊行済み、エノーラ・ホームズの事件簿は2巻目が今年の1月に刊行済みで、3巻目が来年1月に刊行予定、サークル・マジックも続編のThe Circle Opens 全4巻が刊行済み、そもそも今月・来月刊行のパイレーティカも、2巻目が去年刊行済み、3巻目も今年刊行予定なんですが、こんなにシリーズものばっかりではじめて大丈夫なんだろうかというかすかな不安が(^^;)
最近は一巻読み切りタイプの方が少ないから、というのもありますけれどもね。

このレーベルからCat RoyalのシリーズやThe Enchanted Forest Chroniclesの翻訳が出たりしないかなーとちょっとドリーム。


いずれにせよとても楽しみなレーベルです。