1日目 続き
18時〜 ヒューゴー賞授賞式
ちょっとのんびりして6時10分過ぎくらいにメインホールに向かうところで
「もういっぱいでーす。501,502で中継しますからそちらにいってください」
といわれちょっとショック。しまった、甘く見すぎていたか。しょうがないので5階の502へ。
ヒューゴー賞司会は大森望さんとジョージ・タケイさん。彼ら二人が進行を行い、賞にゆかりのプレゼンターが、発表、というアカデミー賞やトニー賞授賞式と一緒の形式です。
プレゼンターが".....award goes to...."なんていうのを日本で耳にするとはねぇ、と感無量でした。
プレゼンターの方とコメント、及び受賞者のヨロコビの声は英語>日本語、日本語>英語とも通訳あり。
さて、2007年のヒューゴー賞とジョン・W・キャンベル賞は以下の通り
・ジョン・W・キャンベル新人賞
ナオミ・ノヴィク
・ヒューゴー賞
小説部門
* 長編小説部門:Rainbows End ヴァーナー・ヴィンジ
* ノヴェラ部門:A Billion Eyes ロバート・リード
* ノヴェレット部門:The Djinn's Wife イアン・マクドナルド
* ショート・ストーリー部門:Impossible Dreams ティム・プラット
周辺部門
* 関連書籍部門:james Tiptree Jr.:The Double Life of Alice B Sheldon ジュリ・フィリップス
* 長編映像部門:Pan's Labyrinth
* 短編映像部門:Dr.Who :Girl in the Fireplace
* 長編編集者部門:パトリック・ニールセン・ヘイデン
* 短編編集者部門:ゴードン・ヴァン・ゲルダー
* プロアーティスト部門:ドナート・ジャンコーラ
* ファンアーティスト部門:フランク・ウー
* セミプロジン部門:Locus
* ファンジン部門:Science Fiction Five Yearly
* ファンライター部門:デーヴ・ラングフォード
私は小説部門のノヴェラ・ノヴェレット・ショートストーリー部門と、長編映像の4部門に投票したのですが、見事なまでに自分が一位に選んだのと違いました(^^;)。まあそんなものでしょう。
誰が何のプレゼンターだったとか覚えていられれば良かったんですが、ぼーっとしている間に忘れてしまいました。映像部門のプレゼンターがウルトラマンとMANOI(2足歩行のホビーロボット。可愛い。http://www.kyosho.com/jpn/products/robot/pf01/pf01.html)だったのは覚えてたんですが。(ウルトラマン、喋れませんので、どうするのかと思っていたら読みあげする封筒を司会のお二人の所に持っていって読んでもらっていました。)
それから小谷真理さんが、関連書籍部門のヒューゴー賞の代理人としてちょっとスピーチして受け取ってました。
キャンベル賞は前年度キャンベル賞受賞者からナオミさんへ。盾(型のトロフィー)と、繊細な作りのクラウンを贈呈されていました。ナオミさんは授賞式は、髪をアップにして、青系の訪問着で出席。とてもキレイに似合っていました。
授賞式は502で中継を見ていたのですが、せっかくだからと受賞式次第が終わって、後は写真撮影、というところでメインホールに行ってみました。生ヒューゴー賞トロフィーを間近で見られて感動。ヒューゴー賞のトロフィーは各所でレビューされていますが、富士山をバックにウルトラマンがすっくと立った脇にロケット、というステキなもの。
造型はこちらの公式サイトで見ることができます。http://www.thehugoawards.org/index.php?page_id=127
制作は”日本でワールドコンならここ以外のどこが制作ろうか?”海洋堂さん。
「アカデミー賞に出席している人の中でオスカーの名前の由来を知らない人はいるかもしれないが、SF大会に出席している人の中でヒューゴー賞の由来を知らない人はいない」、みたいな事を言っていた方がいたのが忘れられません。
さすがに疲れたのでホテルに戻ってちょっと一息いれてから、せっかくだから交流会をのぞいてみましょうかという話になって、ホテルの交流会の階に降りたのですが・・・・・・
むせ返るような人いきれで、空気の悪さに耐えきれず、エレベーターホールより先に進まずに撤退してしまいました。
Hさんとは「明日もよろしくお願いしまーす」とここで本日お別れ、思っていた以上に疲れていたらしく、部屋に戻ってすぐ、メールやwebをチェックする気力もなくそのまま寝てしまいました。
二日目以降はまた後で。