Chasing Vermeer 60/254頁
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4-6章
主人公はPetra(女の子)と Calder(男の子)二人です。
Sixth gradeだから小学校6年生。彼らが通っている学校や、課題についていろいろ調べたり、考えたり、作ったりする授業を大切にしています。Hussey先生が出した課題は「特別の手紙」だったのですが、なかなかうまく進まなかったので、めぐりめぐって課題は「Art」になりました。
その日の宿題は、「自分の家にあるもので、これがArtだと思うものについて、それがどうしてArtなのか自分の言葉で説明しなさい」というもの。いきなり難しい宿題ですねぇ。「何がそのものをArtたらしめているか」どうして一方のスプーンは美術館に飾られてもう一本は台所の引き出しに入っているのか説明するのは難しそう。
Petraは近所の古書店の「ご自由にどうぞ箱」に入れられた本に惹かれて持ち帰ります。その本古びた概観で、中身はなんとも不思議な話が書いてあります。Petraはその夜不思議なビジョンを得ます。
一方Calderはお祖母ちゃんからもらった箱について書こうとしていました。ニューヨークへ引っ越した友達から暗号の手紙が届きました。
うーん、あらすじにすると散漫になっちゃうなあ。子供の本のあらすじって難しい(^^;)
Petraの持ってきた本の中身が引用されるのですが、読みにくいなー、という印象。空からカエルが降ってくるとか。空のカエルというのでこの本を一瞬思い出してしまいました
Tuesday (Caldecott Medal Book) David Wiesner Clarion Books 1991-04 売り上げランキング : 33164 Amazonで詳しく見る by G-Tools [t]:Tuesday[an]:>David [as]:Wiesner |
(この絵本はとぼけた味わいのたいそうオススメ作品です。)
Calderがもらった暗号手紙は地の文で解読なしなので本文中にある換字表で解読しないといけません。それが結構楽しい(^^)