るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Stiff

Stiff 70/276頁

1841955310Stiff
Shane Maloney

Canongate Books Ltd 2005-01
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[t]:Stiff [an]:Shane [as]:Maloney

ゆっくり読んでます。というよりゆっくりでないと読めないーー!!!

TVドラマを思い出しながら読んでます。ああ、あの場面ってここかー、と両方を補完しあう感じです。

正直本だけだと天井の修理してる時に頭ぶち抜いて水浸し&顔におろし金をあてたようなキズを作っちゃうあたりは理解が難しかったかも。小説ではこのとき息子のレッドは2年生といってるので7才くらいかな? お休み前の本をいつもは自分で読むようにしてるのに今日はパパに読んで欲しいと言い出してきたのはなんか学校でいやなことがあったのかな?なんて思いつつベッドサイドで本読みしてあげるMurray、いいパパしてます。

Chareleneからもらったpacific pastral Meat Packing工場での死亡事故に関するファイルに、横領か盗みがあったのではというアンオフィシャルなコメントが。このへんを調べることになるのかなー。

Agnelliはpacific pastral のchairman(って何になるんだろう、会長? 代表取締役?)のMerrick氏との会見の手はずを整えていました。えー? と引き気味のMurrayにAgnelliはおまえもそろそろちゃんとした仕事しろ! という感じで押してきます。

Chareleneのelectro Officeで才能の無駄遣いなんかしてないで、という言い方をしてます。

なんというか「こいつは頭も悪くないし、性格も悪くないし、仕事も「やれば」できるのになんでもっと上を目指そうとしないのか?! 」という感じなんでしょうか。この小説の、一人突っ込みの様子を見てると、こうシニカルに脇から見てるタイプの人って感じで、自分から動いて上の地位を目指してやろうって野心はなさそうですねぇ。そのへんがAgnelliももしかしたら疎遠になってしまってる奥さんも物足りないのかも。

「5分だけ」といって面会してくれたMerrick氏(TVではサム・ニール氏でした)は、ウチの工場はきちんとしてるし外の人間に入ってこられていろいろ聞かれたりする必要はないとにべもありませんが、Murrayが、「Trade Hallの職員の一人とこの件で既に話し合ってますし、組合が、あなたの会社は閉鎖的だという見解を持ったら...」とちょっぴり脅しをかけるような感じでなんとか会社内で調べる事を了承してもらいます。