るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

ブラック・コメディ

先週末出かけていました。昼の用事の方がメインだった訳ですが、夜は遊ぼう! となけなしの体力を使って遊んで参りました。

さてその初日、
劇団四季のストレート・プレイ、「ブラック・コメディ」を観てきました。

こちらがそのステージガイドのサイトです。http://www.shiki.gr.jp/applause/black/

ブラック・コメディは、ピーター・シェーファーアマデウスやエクウスのあの方です)作のお芝居です。
主人公は若手彫刻家ブリンズリー・ミラー。彼はこの日、自分のアパートに、大金持ちで美術蒐集家のゲオルク・バンベルガーを迎え、自分の作品を認めてもらい、あわよくば買ってもらおうと考えています。そして同じ夜、婚約者のキャロルの父を迎え、結婚の許しを得ようとしています。二人は旅行中のお向かいの住人(アンティークの蒐集家)ハロルドの豪華な家具や装飾品を黙って借りてこの客人たちに自分たちを良く見せようとしています。
客達がまさに来ようという、まさにそのときにアパート全体のヒューズが飛んでしまい、ブリンズリー達は右往左往。そこへアパートの住人、ミス・ファーニヴァル、キャロルの父のメルケット大佐、帰宅する筈のなかったハロルド、ブリンズリーの元恋人のクレアがやってきて、というコメディです。

停電という設定なのですが、その停電中舞台の上は明るく、マッチや懐中電灯で明るい設定の時は舞台上は暗い(薄暗い程度で俳優さんたちの動きはきちんと見えます)演出で、取り違えや、ごまかしが舞台ではまかり通るけれど観客席からは丸見えという状況が笑いを誘います。90分ほどのお芝居でしたが楽しく鑑賞してきました。
しかし見事なまでに登場人物は自分の事しか考えていない人たちなところがなんとも、でしたが。

チケットは今回も当日券チケットのお世話になりました。開演15分前に飛び込んで、端っことはいえ4列目があったのはラッキー。まあもともと自由劇場は席が500ほどなので、どこに座っても遠くて困るということはないのですが、4列目はやはり舞台に近くて臨場感たっぷり。とりわけ主人公がぎりぎりこちら端に寄ってくるシーンもあったので、もうけた感じです(^^)。

2日目はしんゆり映画祭へ行って参りましたのでそれはまた後ほど