The Graveyard Book152/289頁
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第5章 Danse Macabre
墓場の人たちが浮き立っていて何かヘンな感じ。しかしBodには意味深な言葉をかけるだけではっきりしたことは教えてくれません。
墓場に市長たちが(これは現実の生きているヒト)墓所に咲いた冬の花を摘みにやってきます。
市長はばかばかしい、前の市長に尋ねたけれど聞いた事がないと言っていたわ、といいますが、
これは伝統だというのと、墓所に冬の花が咲くのは80年ぶりなので前の市長が知らなくても不思議ではないと言われます。
午後になり墓場には誰もいません。こんなことは初めてです。
Bodはどこからともなく聞こえてくる音楽に誘われるようにOldTownへ降りていきました。Old Townでは市長たちがさきほど摘んでいった白い花を街の人々へくばっています。Bodもその花をもらいますが、それを受け取ると音楽がさらに強く感じられるようになり、それに導かれるように市庁舎の前の庭のところへ行きます。そこには花をもらったひとたちが集まっていました。
人々はどこか夢見がちな様子です。
真夜中を告げる時計の鐘が鳴り、墓場の人たちが列になって広場へ降りてきて、Danse Macabreが始まりました。
Danse Macabreをぐぐってみると、wikiではこんな感じ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E3%81%AE%E8%88%9E%E8%B8%8F_(%E7%BE%8E%E8%A1%93)
この本、4,5章あたりは中世を随分ひきずってきている感じです。
この章はかなりホラーっぽいイメージ。でもとてもきれいなんですよ。キレイで薄ら寒くてコワイというのはホラー・ファンタジーとしてはとても正しい印象です。
そういえばスターダスト(この本の作者、ニールゲイマンが原作)も、結構そういうとこあったかも。
ああなんかスターダストまた見たくなってきてしまった(^^;)
Silasが私は生者でも死者でもないので、Danse Macabreの輪には入れないというあたりがかなりツボでした。Silasってホントに何者なのかしら・・・