Coraline YL4 総語数30653語
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コララインは、別のお母さん=魔女とゲームをすることにします。過去に魔女に捕らわれた子供たちのたましいのありかと自分の本当の両親を見つけたらコララインは自分の世界に両親を連れて帰ることができる。負けたらこちらの世界にずっといる。
そうしてコララインはゲームをはじめますが・・・・・
コラライン読了。途中これで終わり? と思いきやもう一山な展開でどきどきしました。
ニール・ゲイマンという作家さんは、Graveyard bookを読んだ時も感じたのですが、イギリスの作家、というわれると「納得!」というところがありますね。
いびつに歪んだ別の世界観も、決して人間ではない魔女も、なんというかイギリスの伝承や児童小説の流れを汲んだ末にあるという印象です。
たとえばグリーンノウの魔女や、ハウルの荒れ地の魔女のように、なんだろう、「邪悪」なものが凝りかたまってできあがった存在である魔女というか。皮膚の下がうつろな存在というか。
児童向けでYLもそれほど高くないですし、長さもそこそこで多読的にもオススメです。
前のエントリーで映画がアメリカで公開と書きましたが、公式サイトはこちら
公式サイトのトレーラーみましたがコワイよ!
予告編がYoutubeであがっていたのも見ました。こちらの方が若干怖さ低め(^^;)
でもどちらにせよ良い感じで日本公開が楽しみです