るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

The House of Crows

The House of Crows1443/3751

The House of Crows (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)The House of Crows (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)
Paul Doherty

Headline Book Publishing 2001-06-09
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>The [t]House of Crows (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)[an]Paul [as]Doherty

chapter5

無礼な騎士たちに怒るクランストン。アセルスタンはしかし彼らの言うように証拠はないし、隠しておきたい秘密を持っているのはたしかだけれどそれが殺人かどうかはわからないと言います。

宿屋に戻り再度主人にその晩の様子を尋ねると、主人はその晩彼らは激しく議論をしていたと言いました。穀物を輸入するのにやとった船がフランスの海賊に襲われた事の補償をするしないといった事、消えたゴブレットの事、shireでの騒乱の事などです。

ハーネット卿はそのことに関して「Old ways were the best ways」と言い、Malmesbury卿は愚かな事を言わないようたしなめたと言います。

二人は主人にマチルダの娼館に案内するよう頼み、そしてどうして仲間二人が殺され、何らかの形でかかわっている筈なのに田舎に逃げ帰らないのだろうと話合います。アセルスタンは、騎士たちの全てが隠すべき罪を持っているわけではないということか、ここにムリにもとどまらせる何かがあるのかも、と言います。

舞台変わってサボイ宮殿。ゴーント卿が甥のリチャード2世と祈りを捧げています。王は彼の指導教師であるシモン・バーレイ卿から地方の農民の反乱について話を聞いています。彼はゴーント卿がバーレイの言うように彼の王権を狙っているのか、単に王国を平らかにしようと舵取りをしているのかわからないと感じています。

王の退出の後ゴーント卿は二人の訪問者と会いました。一人はDogmanで彼はGreat community of the Realmを裏切り、ゴーント卿に着くことにしたようです。Foxは彼の密告で既に捕まり、Hareが王の議会出席の時に襲撃するだろうとさらに密告します。二人目はMalmesbury卿で、彼はシュールズベリに帰らして欲しいと請いますがゴーント卿はそれを否定します。「我らは若くひどい過ちを犯しました。しかし我らは巡礼と埋め合わせを誓いました。」というMalmesbury卿ですが、ゴーント卿はそれはそなたの贖罪だと言い、クランストンとアセルスタンが殺人者を明らかにするだろうと言います。

という感じでゴーント卿もなにやらいろいろ画策している模様です。食えない人だ。

そしてゴーント卿はクランストンとアセルスタンをかなり気に入って認めてるんですね。しかしホントに彼らの犯した過ちとはなんでしょう。