るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

The House of Crows1929/3751

The House of Crows (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)The House of Crows (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)
Paul Doherty

Headline Book Publishing 2001-06-09
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>The [t]House of Crows (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)[an]Paul [as]Doherty

chapter6-7

チルダの娼館へ。娼館は三階建ての瀟洒な建物で庭もキレイ。アセルスタンはびっくりしていますが、娼館らしく呼び鈴のおもりが男性のアレだったりいろいろまあアレです。

シュールズベリの騎士たちの様子を聞くと、皆それぞれお楽しみだったが一人だけ途中抜けて戻ってきたと言います。マチルダの見立てでは川に行ったとのこと、しかしそれ以上の事はわからず娼館を後にすることとなりました。途中ニューゲートでFOXの公開処刑の場を通り過ぎた後、チープサイドでクランストンは物乞いのLiefを呼びつけチープサイドの状況を聞きます。Liefは猫がまたいなくなり、この界隈の人たちは双子の肥取り、HorsaとHengistにまで声をかけて猫を探してもらおうとしている、と言います。クランストンはHarrower of the Deadを呼んでくるよう言いつけました。Holy Lamb of God 亭にHarrower of the Deadがやってきました。彼は頭巾をかぶり顔の下半分を黒い絹のマスクで隠しています。彼は顔の下半分が損なわれていて(病気とも矢で打ち抜かれたとも)、ペストがロンドンを襲った時に、病に倒れた遺体を移動するのに名乗りを上げ、市長と市議会に雇われて遺体を運び荼毘に伏す仕事を行いました。そしてその後市議会と契約して通りにあるいかなる遺体をも片付ける仕事を請け負う事になったのです。

クランストン卿はPerline Brasenoseの遺体を見かけなかったかと尋ね彼はアセルスタンの述べる特徴を聞いた後でそういった遺体はみかけなかったと言いましたが、月曜の夜に川縁で「盗んだ」事で諍いをする兵士と貴族を見かけ、兵士の方はBrasenoseと呼ばれ、貴族の方はSir Francisと呼ばれていたと言いました。自分が知っているのはこれだけで、もし希望があればFisher of Menに川にそういった遺体が出なかったか聞いてみましょうと言いました。

そしてさらに、口輪をされた猫の死体を2体見つけたとクランストンに教え、宿屋から立ち去っていきました。

アセルスタンはBouchonが殺された日に、騎士たちはTowerを見学に行っていて、PerlineはTowerの兵士でその後失踪しているのだからTowerに行ってみましょうとクランストン卿に提案します。

TowerのConstanbleは何もなかったというだけで実りはありませんでしたが、クランストン卿はTowerの兵士たちの様子に不満のようでゴーント卿と話合って隊員名簿や備蓄を調べるよう勅命を出す必要があると言います。

成果を得ずそれぞれの家路につく二人。アセルスタンがサザークに戻ってみると教区民たちは教会の前に武装して集まり、Demon狩りをはじめようとしているところでした。

アセルスタンは彼らをなだめ、およそのものたちを家に帰し、数名とDemonが出て来るかどうか墓地に出向きましたが

何もでてきませんでした。

しかし家路につく彼らを、墓場の木の下で見送る[Demon]はいたのです。

というわけで話は進まないような進んでいるような。殺人事件と猫さらいとPerline失踪とサザークの悪魔はどう関係しているのかしら。