The Monk's TaleYL 7 総語数7600語
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The Confession of Brother AthelstanYL7 総語数8800語
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修道士アセルスタンのシリーズの短編2本、キンドル版で短編買いができたので早速ぽちっとなしました。
こういう短編単独買いができるのは電子書籍の利点の一つだと思います。
The Monk's Storyは1376年、アセルスタンがサザークにきてクランストン卿のお手伝いをはじめて6ヶ月というところ。一作目の「毒杯の囀り」が1377年でしたから、シリーズで言ったら0.5話目、というところでしょうか。まだサザークにもクランストン卿との仕事にも慣れないアセルスタンが初々しい感じ(^^) 僧院での殺人事件で、特に奇をてらった動機や殺人方法ではありませんが、シリーズ1話に続く良い感じの前日譚でした。
The Confession of Brother Athelstanの方はどこかのサイトで1.5話目というのを見たんだけどあれ? 見つけられない。本文の中で年号あったかな? 一度年号整理した方がいいかなあ。
内容は馬上試合を見物にきたクランストン卿夫妻と、誘われたアセルスタンとベネディクタ。一騎打ちの試合で、本来鈍くしておくはずの槍の先がとがったままで一方が死んでしまいました。そこで急遽呼ばれ事件を解く事に。中世の馬上槍試合の様子とか槍の扱いとかへぇーという感じ。実は題名が[
The Confession of Brother Athelstan]だったので、勝手に、フランスに弟と従軍していたころの話しをするのかな?とか勝手に妄想してしまったのですが、全然違いました。
この2編ともアセルスタンの一人称、というのが新鮮でした。