るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Chirstmas Journey

Chirstmas Journey 481/3314

An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)An Anne Perry Christmas: Two Holiday Novels (The Christmas Stories)
Anne Perry

Ballantine Books 2009-03-25
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

An [an]Anne [as]Perry Christmas: [t]Two Holiday Novels [t]Chirstmas journey

Gwendolenの投身自殺(多分)が明かになったところで、招待客たちは、Isobelの昨夜の言葉のせいでGwendolenが死んだのだ、とIsobelを責めるもの、Isobelの言葉くらいで死を選ぶとは思えない、結局のところBertieが婚約を言い出さなかったせいもあるのでは?とBertieに非があると考えるもの、両方が悪い、と考えるものと収拾がつきません。館の主のOmegus JonesはVespasiaにこのままにしておけばIsobelに非があると出回ってしまい、一度そうなってしまえば社会的には破滅だから、ここで、誰にGwendolenの死に責があるのか明かにし、その人物にはスコットランドに住むGwendolenの母親へ彼女が生前書いていた手紙を届けに(そして彼女の死を伝えに)行く贖罪の旅を行わせ、それがやりとげられたあかつきにはそれ以上あれこれ言わないようにしよう、と申し出、招待客たちの同意を取ります。

うーん上流社会の人たち怖い、って感じですが、この後どう話しが転がっていくのか。Omegus Jonesが言ったMedieval trialの方式で、というのは中世の頃罪を犯したものが巡礼の旅の後許されるというように、という事のようです。なるほど。