Chirstmas Journey 1119/3314
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Gwendolenの死に責があるのはIsobelとはっきりされてしまい、贖罪の旅をするかどうか決断をせまられるIsobel.VespasiaはIsobelの旅に付き添うことを申し出、二人はスコットランドへ旅立ちます。
Gwendolenの母、Mrs.Naylorはスコットランドはインヴァネスに住んでいるとのことで、ロンドンから列車で丸一日かけて出かけます。しかし伝えられた住所にMrs.Naylorはおらず、彼女はもう一年半前からBallachulishに行っておりいつ戻るか分からないと言われます。しぶるIsobelを半ば脅すようにしてVespasiaたちはBallachulishへと向かいます。そして旅の間に、Gwendolenの夫KilmuirはGwendolenの母と一緒にいたときに暴走した馬に引きずられ事故死してまったこと、Gwendolenがfootmanとの間に噂があったこと、その噂の出所は彼女の夫Kilmuirで、6年彼女と連れ添って子どもができなかった彼は、Dolly Tywfordと結婚したがっていたという事を知ります。
インヴァネスはグレートブリテン島の北1/3あたり、とかなり北方で、ロンドンからはかなり遠く。しかもヴィクトリア朝ですから、うーん明治時代に東京から函館まで女二人で行け、という感じだったのかな、確かにちょっとためらう感じもわかります。そしてBallachulishはインヴァネスの南西にあり、列車は通っておらず、ネス湖や運河など水路メインの旅のようで、うーん12月にそういう旅は確かにあまりしたくないです。
しかし、Kilmuirの事故死や、Gwendolenのfootmanとの間の噂などどうもGwendolenの自殺の背景はIsobelに辛辣なことを言われたからという単純なものではなさそうです。