るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

影とのたたかい

A Wizard of Earthsea62/154頁

The Earthsea Quartet (Puffin Books) (Earthsea#1-4)The Earthsea Quartet (Puffin Books) (Earthsea#1-4)
Ursula K. Le Guin

Puffin Books 1993-06-24
売り上げランキング : 4

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

The [t]:Earthsea Quartet (Puffin Books) (Earthsea#1-4)[an]:Ursula K.[as]: Le Guin

第4章まで

ロークの学院で親友と敵に出会うことと、影を呼び出してしまうこと。魔法使いとしてロークを出るまで。

邦訳を読んだ時も感動したけれど、やっぱり原書でも感動した、VetchがGedに与えた贈り物のこと。ホントにイイ奴だなあ、Vetch。

邦訳では確か九賢人と訳されていたかと思うけれど、ロークの長たち、原書ではThe Nine。一瞬ナズグルかと思ってしまいました>ゴメンナサイ。

3章から聴きながら読みしてみています。第一章はル・グイン本人の朗読ですが、聞き取りやすいはっきりした読み方でいっそ全部読んでくださってもいいのに~とちょっとじたばた。雰囲気としては指輪映画のケイト・ブランシェットの一番最初のナレーションみたいな感じ。でその後ハーラン・エリスンにバトンタッチ。ちょっと早口で、ちょっとうるさい(^^;)読み方ですが、まあだんだん慣れてきました。

音になると子音の重なり方や母音の重なり方、リズムが気持ち良くて文の長さがあまり意識されません。

ル・グインは、自分の三人の子供にそれぞれ指輪物語を読み聞かせしたという方ですし、

『指輪物語』世界を読む―われらが祖父トールキン『指輪物語』世界を読む―われらが祖父トールキン
カレン ヘイバー Karen Haber 北沢 格

原書房 2002-12
売り上げランキング : 518382

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

『[t]:指輪物語』世界を読む―われらが祖父トールキン[an]:カレン [as]:ヘイバー

に載っているル・グインが書いた「指輪物語におけるリズムのパターン」を鑑みても、声に出して読まれる事は意識してかかれた文章なのではと思いました。