るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Temeraire

His Majesty's Dragon192/356頁

His Majesty's DragonHis Majesty's Dragon
Naomi Novik

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第二部に入って、ローレンスとテレメアは、空軍の指令を受けて訓練のためにスコットランドに行くことになります。行く途中、実家に立ち寄った、ローレンス、もともと軍人になるのを反対していたお父さんから冷たく扱われ、「ちゃんと約束をしていた訳ではないけれど...」だったエディスさんとの事は完全にナシになった模様で、傷心です。

行った先ではいろんなドラゴン、いろいろな飛行士との絡みがあって、そのへんの絡み具合もこの手の話としては王道な進み具合で、楽しいところ。

今まで規律正しい海軍さんでやってきたのに、空軍の方はだらしない感じ、とか。フレンドリーに迎えてくれた人と敵意むき出しの人とか、女性の飛行士の存在とか、飛行訓練の教官にびっくり、とか訓練のいろいろも含め、楽しさ満載。

ところでドラゴン飛行隊(笑)ですが、編隊を組んでいろいろするようなのですが、どうも私の空間把握能力が悪いせいかぴんときません。ううう。

テメレアのような大型の戦闘竜は、たくさん人間を乗せて闘うようで、船での戦闘に似ているのかな? まだ戦闘シーンは出てこないのですが、midshipmanならぬmidwingmanとかいるし(これ邦訳されるときなんて訳されるんだろう)ライフル隊とか乗せてるし。大きさの感覚がつかめない...読んでいくうちになんとかなるかしら。

とにかくぶっちぎりでテメレアが可愛いです。ローレンスでなくても貢ぎたくなる(笑)