The Forgotten Garden1047/8854 (11%)
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第5章 ブリスベーン1975年
カサンドラが母に連れられて、祖母、ネルの家にやってくること。
母は恋人との新しい生活のために、カサンドラを預けるつもりの様子。真夏のブリスベンでカサンドラは母と祖母が言い争っている間、祖母の寝室で小さな白いトランクとその中に入っていたおとぎ話を読み始めます。
第6章 メアリバラ 1913年
港におきざりにされた名前も忘れた少女を、ヒューとリルの夫婦はとりあえず預かって暮らし始めますが彼女の身元はわかりません。少女にネルと名前をつけ、近所には「姪」といつわって暮らしていましたが、リルはこの先どうするかということを考え始めます。
第7章 ブリスベーン2005年
ネルの葬儀後、カサンドラは一人ネルを忍んでいました。家の後壁を5年ごとに塗り直していたこと、19才の時にメルボルンの大学に行く行かないでネルと言い合いをしたこと、そんなところに人付き合いの悪い祖母が唯一信頼して友人づきあいをしていたベンが訪ねてきました。彼はネルの遺言状を持ってきたのでした。
ネルはすべてをカサンドラに残していました。そして残したものの中には、イギリスのコーンウォールにあるコテージがありました。
別荘を持つような余裕のある暮らしではなかったし、そもそもその存在をカサンドラは教えてもらっていなかった。それはどういうことなのか。
Marybrough メリーボロー? とかと思ったらメアリバラでした。日本語表記は難しい。しかし謎はまだまだ明らかにはなりません。この先どう進むんでしょう。