Thraxas and the Warrior Monks851/2792
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スラクサスが、Caliaの居場所を探るべくKuriya(これを使って瞑想状態に入ると自分の持つ疑問に関する映像を得る事ができる)を使っているところに突然禿頭で赤いローブを着た僧兵が侵入。しかし何を得たかったのかも分からないうちに彼らは引き上げてしまった。トランスを無理矢理中断され、ほとんど得るものがなかったスラクサスだが、かろうじて得られた木が茂った丘の上の白いヴィラ、という映像を便りに高級住宅街のタムリンに出かける。先日殺害されたソーサラーのThaliusの家から禿頭+赤いローブの3人の僧兵が出て来る所を発見、続いて禿頭+黄色いローブの4人の僧兵が現れ戦闘が始まってしまったところに出くわしてしまう。警備隊が駆けつける前に離れなければマズイ、というのにスラクサスは好奇心に勝てずThaliusの家に入り込んでしまう。家の中にはThaliusの娘Soonlanisがいたが、まともな話しもしない内に護衛隊がやってきてスラクサスを逮捕して牢屋へ連れていってしまった。
一晩明けて牢にいたスラクサスの元へ、父親の殺人犯を見つけて欲しい、とSoonlanisがやってきた。彼女に牢からだしてもらうよう話しをさせ、スラクサスはSoonlanisを伴いやっと復讐の斧亭へ帰るが、そこで自分のベッドに娼婦が寝ているのを発見。彼女はBoar's head(宿屋)に放火して結果として宿屋の亭主のTrinrexを死なせてしまったQuenで、、マクリが彼女をかくまってあげていたのだ。怒るスラクサス。そんなこんなの所に同胞団のlocal bossであるCasayが宿にやってくるが、スラクサスはアストラスに教えてもらっていた惑わしの呪文でなんとかQuenを隠しおおせ、一難を避ける。
Soolanisはマクリが持っていた財布(先日投獄の恨みとばかりにスラクサスに襲いかかりマクリとスラクサスに返り討ちにされた男から奪ったもの)を見とがめ、この財布は父が気に入って常に手元においていたものだと言う。Soonlanisの話しではThaliusは常に金銭的に問題を抱えており、借金があった。スラクサスはsoonalanisの話しからThaliusが、ドワの売人として宮廷に入り、Frisen-Akan王子とその取り巻きへドワを供給していたのではないかと考えた。そしてThaliusは娘が考えているよりずっと大きな商いをしていて、その代金がらみのことで殺されたのではないかと。
ということであっちこっち忙しいスラクサス。しかしハードボイルド的といえばハードボイルド的。
こまごました伏線がどうつながるのか楽しみです。