るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Letters of Tolkien No.113

 

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

 
113:1948/七旬節  C.S.ルイス宛て
 

この手紙の背後の正確な状況は明らかではない。しかし、ルイスがインクリングスで朗読した仕事の一部にトールキンが行った批評についてトールキンとルイスはやりとりをしていたようだ。

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この手紙はちょっと背景が良くわからなくて、書簡集ではありがちなことですが、

おそらく、手紙外でいろいろやりとりがあった後に書かれたのだなーというのはわかるのですが、そのいろいろが良くわからないので理解がどうも曖昧になってしまいました。ただどうもトールキンの批評がルイスを怒らせた、もしくは不愉快にさせた、らしいことが前提になっているようです。

はじめのほうの文節でトールキンは自分が書いたことがルイスにとって攻撃的だったようだが、そのように思わせたことを後悔しているということ、それは過剰で不必要なことだったということをのべ、自分は「批評家」ではない、ルイスは分析的で生まれながらの批評家だが、自分は違うと書いています。そして自分は批評家であるより、「作り出したい」という気質があると述べています。

そして次の節では、キリスト教の「許し」について語り、聖職者で詩人であるディクソンとホプキンスの往復書簡をとりあげ、「recognition」(承認)について述べ、

次の節で再び「批評」に関する事に戻り、

 

最後に、手紙を送るのを一週間近く遅らせてしまったが読み直してみて、問題ないし、最近インクリングスを欠席していることが(ルイスとのことと)かかわりがあると君が考えないように、送る、と 手紙を終わらせています。

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読むのに時間がかかったわりに、うまく意味をとれずに終わってしまいました。うーむ。
精進せねば。