るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

LotRO 遠足 - エルフの新年によせて

4月6日はエルフの新年、ということでsayawenさん( @sayawen_me )が企画してくださったお散歩企画に参加してきました。

 

上記記事の通り、エルフ新年をお祝いするエルフ遠足でした。

 

さて、普段の私はホビットのキャラクターで遊んでおり、ほかのエルフや、人間、ドワーフキャラは、導入部のクエストのために作ったようなもので、ほとんどレベルがあがっておりません。しかし今回はエルフ遠足、ということで、久しぶりにエルフでLotROにはいりました。

今回は普段裂け谷でクラフト引きこもりをしている(つまり戦ったりクエストをしたりはあまりせず、作物を育てたり、回復薬を作ったりしていまる)エルフでの参加でした。

 

集合場所はケロンディムの船着き場。ケロンディムとは、エレド・ルインの西側、リューン川沿いにある街で、ミスロンド・・灰色港より北にあります。

LotROでは、(特にエルフにとっては)序盤の重要な街です。三々五々あつまったエルフ(とホビット)のみなさん、走ったり、歩いたり、馬にのったりしながら、景色を楽しんで進みました。

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ケロンディムは常春のさと

 

ホビット庄に入り、フロドがギルドールたちと出会ったエルフの野営地に立ち寄り、ブランディワイン橋をわたり、ブリー郷へ。そこから街道を離れ、ブリーの街の北側を通り、風見が丘へ。警戒中のとある野伏にご挨拶し、再び街道に戻ります。

月下を粛々と行くエルフの一群、というのはなんだかとてもエルフらしいと思いながら進みました。

 

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夜の星のもとすすむ

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果野橋とメネルマカール(オリオン座)


果野橋を渡り、トロルの森を過ぎ(夜なので街道にもトロルが出没)

ブルイネンの浅瀬を渡り、丘陵を上り、振り返ると、美しい朝焼けを観ることができました。

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ブルイネンの浅瀬

 

そして裂け谷へ!!

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裂け谷

 

裂け谷はいつきても美しい場所です。

 

そしてここで、エルロンド卿、ビルボとリンディア、ガンダルフとフロドたち、

グロールフィンデル、そしてアルウェンに挨拶いたしました。

 

途中、さかんに飲み、花火を打ち上げ、時に踊り、とにぎやかに過ごしました。

 

本当に楽しかったです。

 

企画してくださった、sayawenさん、本当にありがとうございました&おつかれさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ファーストマン

firstman.jp

 

ファーストマン観てきました。考えていたよりウェットな映画だったように思えました。ウェットで内省的。
初めて月に降り立った、栄光のファーストステップ。でもこの映画は彼の栄光を華やかに語る映画ではなくて、静かに、彼を見つめる映画だと思いました。
 
アームストロング氏が娘さんを幼いころに病気で亡くしていたことをこの映画をみて知りました。
 娘の死の諦念がずっと彼の心の中にあって、それは息子たちといてもそれが消える事はないなあとも。
 
 
うまくいくミッションとうまくいかないミッションと、志半ばで亡くなった同僚、友人をおくり、そうして、月は遠いなあ とじわじわ感じている所で、でも地道に物事が進んで宇宙に出る、月に行く。そして地球に帰ってくる。
淡々と進んでいく時間の流れが意識されました。
 
iMaxで観なかったのがちょっと後悔でした。
 
 

Death in the Devil's Acre

 

 

 

Death in the Devil's Acre 第二章 650/3865

 


シャーロットはエミリーの元を訪ね、猟奇殺人の話をします。

二人はDr. Pinchinとマックスの間の関係はなんだったのか? ひょっとしてDr. Pinchinはマックスを雇って女衒の仕事をさせていたのでは?などと妄想たくましくします。

トーマスは、23 Lambert GardensのPinchin夫人を訪ねますが、彼女は、夫はが、お金にならない人たちの診察もしていた、ということ、家を訪ねてくくる友人はちゃんとした人たちである、という発言くらいしか得られるものはありませんでした。

 

 

ふと忘れていますが、エミリーが「自分は新聞は社交欄以外よませてもらえないの」

というシーンがあって、うーん。

女性に参政権がまだない時代。イギリスでさえ、女性が参政権を得られてまだ100年ちょっとか。

 

Letters of Tolkien No.87-88


Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

 

 

 
87:1944/10/25 クリストファー・トールキン宛て
 
お前の楽しみ(と私は願う)と批評のために「指輪」をもう少し送る。4巻を完成させるためにもう2章、そして5巻と指輪の最後を終わらせたいと思っている。
 
今日は長い手紙を書いた。そして(もちろん)お前の誕生日の前にまた必ず書くつもりだ。
 
[アメリカの12才の少年からの熱狂的なファンレターの引用
ホビットがとても気に入って11回読んだこと。ホビットはもっとも素晴らしい本であると考えている、ということ。他に書いた本があったら題名を教えてくださいということ]
 
もしこのようなほんの少しの水がそれほど酔わせるものになるなら、良き人の穀物の幾千もの粒が不毛の石の地面に落ちるに違いない。
しかし私は自分がそのような滴りさえをも与えることををゆるされたという、神の恵みや幸運を感謝すべきだと思う。
 
おまえは「指輪」が完成してその渇きに届くと思うだろうか?
 
88:1944/10/28 FS58 クリストファー・トールキン宛て
 
この空虚な年は鈍い灰色の陰鬱な暗闇に消えゆこうとしている。ゆっくりした足どりで、しかしながら、素早く消えゆく。
来年は、そして次の春はどんなものになるだろうか?
 
 
 
 
88はとても短い手紙です。そしてなぜか87はナンバリングが抜けています。FS57と58の間の日付ですが。
アメリカの子は本当に‘Gee Whiz’なんて言うんだね、とかも書いてあってなんだか微笑ましい。

Letters of Tolkien No.86


Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

Letters of J.R.R. Tolkien: A Selection

 

 

 
86:1944/10/23 FS57 クリストファー・トールキン宛て
何かするには時間がないように思われるし、いつも疲れを感じていて、むしろ、うんざりしているといった後に「冒涜的な言葉について」の見解を述べています。
突然出てきたように思えるけれど、クリストファーさんとのやりとりの中で何かそういうことがでてくるきっかけがあったのでしょうか?
 
 
 
教授は聖書からのことば
「父よ 彼らをお許しください。彼らは、何をしているのか( -あるいは言っているのか- )自分でわからないのです。」を引いています。
そして、もともとの背景の知識や畏れなしにそういった言葉を使うことに大きな差はないとか(手紙では"damn you" という言葉を例にしているのですが、 May God damn you. がそもそもにあって、そこには神の存在やその大きな力に対する恐怖や懼れ、があった筈なのだが、今はそういうのなしでつかうよね、もうそういうの知ってても知らなくても違いはないよねという事なのかと私は思ったのですが)
性的な言葉と神聖な言葉の両方とも、過去の感情の影以外のいかなる内容も含まなくなった など書いています。
 
そして、「私はそれが悪くない事だとは思わない。それは明らかにとてもうんざりさせる、悲しませる、気をおかしくさせるものだ。」
とも書いています。
 
うーむなかなか難しい。