本いろいろ

スクランブル (集英社文庫)

買い置きしていた本。ちょっと高校時代を思い出した。

流刑地サートからの脱出 (新潮文庫)

ＤＷ出演映画「ノー・エスケイプ」の原作というので読んでみました。普通におもしろかったですが、映画で？？と感じられた部分が、原作から設定を移したせいでそう感じられたのかなと思えました。原作は近未来に、「イギリス」政府が「大西洋の孤島」に作った流刑地サートに送り込まれる主人公の話で、囚人は殺人犯のみならず政治犯なども含まれています。原作ではファーザーは政治 犯なので、統率力とか、脱出した後の支援体勢があるとか、納得できる部分が多かったですそして映画と原作の大きな違いは主人公の造型で、映画の主人公は最初から最後までその行動や性格にほとんどブレがないように見えるのですが、小説は利己的でまわりを見ようとしなかった主人公が幾多の試練を乗り越えて少しづつ変わっていくという一種の自己変革モノ的な側面もあり、そのあたりが映画とちょっと違うなと感じました。

映画はアクションやファーザーのカリスマ的魅力などの見せる部分が良かったなと思いました。
まあ原作の設定のままでやるといろいろ問題がありそうですから、設定替えはしょうがなかったのかもしれません。

拷問者の影 (ハヤカワ文庫SF―新しい太陽の書)

ちょっと前復刊していたので早く買わないとまたなくなるだろうと思いシリーズ５巻分購入。

文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ! (ヴィレッジブックス)

うっかりしているウチに文庫が出てしまった。単行本を買って読まないウチに文庫になってしまったのは「しゃばけ」もそうだった・・文庫落ちしないと思ったのに・・・

ぬしさまへ しゃばけシリーズ2 (新潮文庫)

んで２作目は文庫を待ってしまいました・・・