Broadway's Greatest Gifts: Carols for a Cure 5

Broadway's Greatest Gifts: Carols for a Cure 5

某俳優強化週間に勢いでぽちっとなしたＣＤでした。聴いてみたらこれが考えていた以上に楽しかったです。このＣＤはその年のブロードウェイにかかっていたミュージカルのキャストたちがミュージカルごとにそれぞれクリスマス・ソングを歌うという趣向のチャリティＣＤです。クリスチャニティにあふれた（という言い方をして良いのかな？）クリスマスソングを真っ向勝負で唄うチームあり、ポップス・アレンジ、ジャズ・ボーカルアレンジのクリスマス・ソングを唄うチームあり、私らユダヤ人だからクリスマスソングなんて歌えないもんね、だからハヌカのDreidelを唄おうチームあり、コミック・クリスマス・ソングを唄うチームあり、とバラエティに富んでいて、とても楽しいです。そしてその年のキャストが歌う、ということは、例えばその年新しくかかったミュージカルならオリジナルキャストバージョンとしてＣＤが出ますが、オペラ座の怪人やレントのようにロングラン上映をしているミュージカルの場合は、その年のキャストの唄というのはなかなかＣＤで聴く機会がないわけで、そういう面から言っても趣向ある楽しいＣＤだな、という印象でした。特にこの年版は、ＴＶでトニー賞受賞式をみていて、唄っているメンバーになんとなくなじみがあったせいで余計に楽しめたのかもしれません。これなら毎年分欲しくなってしまうなあ。