A Wind in the Door 総語数47595語 YL 5
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第12章
Echthroiに取り込まれてしまったJenkins校長を取り戻そうと奮闘するメグたち。しかしなかなかうまく行かず、カルヴィンやメグ自身も耐えきれなくなりかけたそのとき、Proginoskesは自らをX-消失させ、それと引き替えのように風と炎と翼とでその場を占め、メグは全てを抱えて、Echthroiを充たし、namedします。
そうした次の瞬間、メグとカルヴィンと校長はチャールズの部屋にいました。部屋ではMurry夫妻と双子、ルイス医師がいて、そしてチャールズはベッドに起き上がっていました。
自分たちはチャールズのミトコンドリアに居たと話すメグ。うわごとでチャールズがそうだと言っていたけれど、と言った父に校長も、本当の事ですと告げます。
大団円の中、メグはProginoskesは? Blajenyは? と完全に喜びの中にはいられません。カルヴィンはメグに、Proginoskesに何が起こったのか自分も知りたい。とにかく彼がどうやってか大丈夫だということはわかるけれど、と話します。
二人は北の牧草地に出かけてみますがProginoskesにもBlajenyにも会えません。しかし二人が家に戻ってきた時に、台所へ通じる扉がバタンという勢いで吹き開けられました。風もない夜なのに。 メグはチャールズの部屋へと上がっていきました。
あらすじにしちゃうとなんだかヘンだな。このProgoのself-exingと、Echthroiをnameするあたりのたたみかけるような表現がすごくテンポが良くていいんですよね。それから、変化を自覚した校長先生とか最後の余韻のところとか。
しかしあれです、30年越しくらいで5次元世界の冒険の続編を読めて良かったです。ホントならやっぱり30年前に読んでおきたかった気もしますが。
さて、勢いでA Swiftly Tilting Planet 行けるかな? 次巻ではチャールズは15才だそうです。