るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

A Swiftly Tilting Planet

A Swiftly Tilting Planet 50/278

A Swiftly Tilting Planet (Madeleine L'Engle's Time Quintet)A Swiftly Tilting Planet (Madeleine L'Engle's Time Quintet)
Madeleine L'Engle

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A [t]Swiftly Tilting Planet [an]Madeleine [as]L'Engle's Time Quintet

第二章

チャールズはメグにカルヴィン母の旧姓と名前を尋ねます。今まであまりつきあってこなかったので義母の事は良く知らないメグですが、名前はBranwen 姓はMaddock 婚礼の時にもらったリネンにはbMzと刺繍がされていて、zはZoe かZillarでは、とメグの実母は答えます。

Branwenというのはアイルランドの女王の名前だ、とさらに母は言い、最近村の歴史を調べていた父は彼女はMaddox家の最後の一人で、この家系は18-19世紀には重要な家系だったと言います。

チャールズは星見の岩に出かけると言い、ついて行こう、というメグに姉さんは家にいて、僕とKytheしてつながっていてくれ、と頼みます。

星見の岩でチャールズが空を見上げ、カルヴィン母のルーンを唱えると、星々の中の一つが強く輝き、その光は形を取り、銀の角を持つ白いユニコーンが現れました。

どうしてきたの、と問いかけるチャールズにユニコーンは君が呼んだから、と答えます。

ユニコーンは自分をGaudiorと呼ぶように言い、チャールズを背に乗せて星々へと駆け上がります。

ということで第2章。名前はそれぞれやはり意味があるようで、Branwenは、マビノギオンの中のマギノビ第二枝に出て来る、スィールの娘Branwenの事のようで、彼女はブリテン王の妹で、アイルランド王へと嫁いだ女性です。

現在メグの両親とチャールズが住んでいる家は、メグ父の大おばから相続したものだ、とか、ユニコーンの名前のGaudiorはラテン語でその意味はto rejoiceというものだとか、ユニコーンは実質的ではないけれど、感覚の中では実態がありrealであってrealでない、とか形而上学的っぽい話がでてきて私、読みながら涙目です。

ユニコーンはEchthroiに気をつけないと、と言うんですが、二巻で出てきたEchthroiと同じ存在だと思いますが、チャールズはあまりそれだ、と感じてないように今は見えます。どうなのかな。

それから家に迷い込んできた犬の名前にAnandaとつけました。