るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

A Swiftly Tilting Planet

A Swiftly Tilting Planet 151/278

A Swiftly Tilting Planet (Madeleine L'Engle's Time Quintet)A Swiftly Tilting Planet (Madeleine L'Engle's Time Quintet)
Madeleine L'Engle

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A [t]Swiftly Tilting Planet [an]Madeleine [as]L'Engle's Time Quintet

第6章

チャールズとユニコーンは1865年に行こうと飛び立ちますが、不意打ちを食らい、1865年より前の、別の「時」に飛ばされてしまいます。

しかしこの「時」も重要なポイントのようで、チャールズはBrandonという少年の中に入り込みます。

Brandonはこの地に植民してきたウェールズ系の住民で、ネイティブアメリカンの風の一族たちと仲良く過ごしてき、兄のリッチーは風の一族の娘、Zylleと結婚して子供が生まれようとしているところです。

Brandonにはvisionを受け取るギフトー才能があります。

植民してきたこの地には人々が増えるとともに状況が代わり、とりわけ、牧師のMortmainが来てからは、風の一族との交わりは良しとされず、さらには、Zylleを魔女とつるし上げる次第にまで発展してしまいました。

その公開処刑の日、BrandonがZylleの父、Zilloから教わったルーンを唱えると、Mortmainの教会には雷が落ちて燃え、処刑はとりやめとなりました。

この時点で湖はなくなっています。上に書いたようにあらすじにしてしまうとあれですが、風の一族と植民者たちとの溝や、魔女狩りの狂乱などぞっとする感じ。