るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Shipwreck Shawl

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Shipwreck Shawl :Knitty 2009年春号:http://knitty.com/ISSUEspring09/PATTshipwreck.php

使用糸:RichMore ソワ・ド・エクラ : color 11 lot A 8玉

使用針:addi輪針 100cm

    section 1-6 US 2½ - 3.0 mm

section 7

102-115 US7 4.5mm

116-129 US8 5mm

130-143 US9 5.5mm

144-157 US10 6mm

158 US11 8mm

2014 年の5月にcast on したこのショール、なんとか完成することができました。長かった!!

編み終わりの達成感は格別です。

このショールは中心から編んでいくものですが、中心部のseciton 1-6は、2014年の夏シーズンで編んでいたのですが、その後が長かった。2015年はこのショールにとりかかりそびれてしまって、編まず、さすがにこれ以上放っておいたら、一生編まない、と思い、ちょうどRavellenic Games 2016が開催されたこともあって、(Ravellenic Gamesというのは4年に一度(とはいうものの、夏、冬あるので実質は2年に一度)開催される、オリンピック期間中に編み物をしましょう、を、オリンピック競技になぞらえて行われるラベリー上でのお祭りです。)今年のリオ・オリンピックにあわせて、WIPs Wrestling という、「オリンピック期間前に編み始めて、まだ終わってないあみかけのものを完成させましょう部門」にエントリーしました。

途中がんばっていたのは良かったのですが、50肩的な肩の痛みを起こしてしまい、完成を断念。しかしここでまたしまいこんでは、と肩の痛みがおさまってから、ちまちまと編んでいたのが、ようやく完成です。

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かなり大判ですが、シルク95パーセント、ポリエステル5%混紡の20g玉、約8個なので、はおっても軽いです。shipwreckshawlのデザインのイメージは


 

 

The plant-like central motifs remind me of seaweed,

while the wide beaded faggot lace border tangles

and shimmers like a fisherman’s net spangled

with droplets of brine.

Spreading gray and dark blue tones evoke the play

of moonlight on deep water, as does the subtle

sheen of the silk yarn.

Even the texture is like walk on the beach, the

beads hard and cool like grains of sand.

 

 


とのことで、中心のモチーフが海藻、周りのレースにビーズを散らしたところが、海の水滴がきらめく、漁師の網、編み糸の灰青色が、海の底を照らす月光のイメージというようなとても詩的なものです。

今回の私の編み糸が茶紫系だったので、この色を岩礁に見立て、ビーズの色を青、緑、金色にしてみました。

それぞれ、海の水滴と、海藻と、そして金細工(難破船といえば、宝箱のイメージ! お宝といえば金!)のイメージです。

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なかなか良い感じに仕上がったと思います。

ただ、本当は、ビーズはsection7全体にまんべんなく散らす予定だったのですが、どうにも編むのが辛く、section7の最初の3段ほどと、最後の4段のところにまとめていれることにしてみました。

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夏用の糸ですが、色味が茶色なので、3シーズン活躍できるかなと思っています。