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映画観てきました。1968年のメル・ブルックスが撮った映画を2001年にブロードウェイでミュージカル化、そして今回そのミュージカルを映画化したものです。
全編にちりばめられたギャグ ― カリカチュアライズされたキャラクター像、下ネタ、人種ネタ(舞台版より毒の度合いは減っているそうですが)、内輪・舞台ネタ、パロディとオマージュともはや判別がつきがたいようなもろもろのそれら ― は、ネイサン・レイン、マシュー・ブロデリックといった達者な役者たちたちの手にかかって、結構悪趣味なんだけど、笑わずにいられない、というような、まさに劇中劇、「春の日のヒットラー」によせられた劇評をそのままあてはめたいようなものに感じられました。なんというか爆走していた映画でした。こういうのを観ると、舞台版も観たくなってしまいますね。役者どうしのかけあいがとてもおもしろかったです。
その他小ネタ的に、なんかこのシーンどっかのミュージカルの舞台で観たぞ〜(^^)とか、このカメラアングルは30〜50年代のハリウッド・ミュージカル映画のアングルを持ってきてるでしょう、とか観ながらツッコミどころありすぎ。
しかしやはり英語の壁が・・・もっと英語がわかればなあ。字幕の方もかなり苦しい訳があって、発音ネタのギャグとかはやはり字幕にしにくいところなんでしょう。