るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Enchanted Forest Chronicles, book 2

Searching for Dragons68/242頁

Searching for Dragons (Enchanted Forest Chronicles, 2)Searching for Dragons (Enchanted Forest Chronicles, 2)
Patricia C. Wrede

Magic Carpet Books 2002-11-01
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Enchanted Forest Chronicles2巻目。今回はEnchanted Forestの王サマが主人公のようです。Enchanted Forestの王様は、20才、3年前に父王から王位を継いだばかりの若い王様です。魔法の森のおよそ真ん中にあるこんがらがったお城 ― やたら階段が多くて、塔が6つもあって、北北西の塔の6階からしか行けない地下牢があってというような ― に住んでいます。王サマがある日森を散歩していますと、緑の森である筈の場所が、焼けこげた切り株と、むき出しの地面になって、さらに、本来、魔法の力が満ちている筈なのに、その魔法がかけらもなくなっている、という場所に出くわします。その荒れた場所で、ドラゴンの鱗を拾った王様、Mendanbarは、りすの助言にしたがって、魔女モルウェン(前作でもおなじみ)を訪れ、ドラゴンの王、カズールを訪ねるよう助言されます。Mendanbarはお城をエルフのstewardにまかせ(笑)カズールの洞窟を訪れます。そこでプリンセスらしからぬプリンセス、シモリーン姫と出逢うわけですが、なんとドラゴンの王様、カズールは行方不明。一体何が起こっているのでしょう?

ということで2巻目も良い感じで楽しいです。今回は「魔法の森」の様相がだんだん明らかになってきつつある感じです。この世界では、「魔法」はこのEnchanted forestの中にあって、魔女や、魔法使いはこのEnchanted forestの力を使って魔法を行っている様子です。魔法使いは杖にその力を集めて使いますし、魔女も、特別の魔法のための材料(例えばトリカブトとか、そういったような)や呪文を使い、つまりは、何かよりしろを準備する必要があるようですが、この魔法の森の王様はっそういった何かや呪文は必要でなく、そこら中に張り巡らされた魔法の力のネットワークみたいなものを直接感じて、「直接」森の魔法の力を扱えています。

いろいろおもしろい(笑)

続きはカズールはどこー?! と二人旅になるのかな?