その他いろいろ雰囲気など。
展示ホールA
展示ホールAは、『エキシビション』『アートショー』『ディーラーズ』の3セクションがありました。
この写真はエキシビション全体のイメージをと思って撮った写真です。右下の方に見えるのがメーヴェ(^^) これはオープンスカイプロジェクト、という、ナウシカのメーヴェを「本当に飛行可能な航空機」として試作し、試験飛行しようというプロジェクト。
プロジェクトの公式サイトはこちら。
http://www.petworks.co.jp/%7Ehachiya/works/OpenSky.html
こちらがテストフライトのムービーのページ。
http://www.petworks.co.jp/%7Ehachiya/works/OpenSky_movie.html
その他、ワールドコン大会の歴史とか歴代のヒューゴー賞トロフィーとか日本SF大会の歴史とか(歴代オープニングアニメも放映してました)の展示も一つ見始めると、地味なようでいて、情報量が多いので、さらっと回って終わり、ということができません。 そこをムリヤリ振り切って各ブースを見学。
ハインライン協会のブースでは、(そういえばいつの間にか「人形つかい」が今風の表紙になっていた!! )
- 作者: ロバート・A.ハインライン,Robert A. Heinlein,福島正実
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 文庫
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ハインラインは来年、デンバーで行われるワールドコン2008のGest of HonorならぬGhost of Honorになっております。
こちらは紀伊国屋のブース。SFばっかりの本屋さんだー! と妙な所で興奮。
今年度ヒューゴー賞ノミネート作品の本がずらりと並んでいました。
さすがだ! こんな所、こんな時でなければ日本でこれ、なんてありえない光景! と感動。まあブースとしては小さいのですけれど、とっても嬉しかったです。
円谷のブースにも行きました。アイスラッガーとかいろいろ展示あり。おみやげにウルトラマンキャンディを購入。
スター・ウォーズのブースといって良いのかどうか。
2日目に参加したスター・ウォーズ30周年クロニクルで紹介されていたスター・ウォーズ本等を取り扱っていたブースです。現在オークラ出版から出版されているジュブナイルのシリーズがJQと、LJ(Last of Jediのシリーズってなんて略するのが正解なんでしょう??)が全巻ずらりとそろって並んでいたのは圧巻でした。
ブースにいらした担当の方に
「ぜひJedi Apprenticeのシリーズの邦訳もお願いします」と
言ってまいりました。若オビを日本語で読みたいよー。そこで、先行発売されいてたLJの第5巻を購入。
なんとカバーイラストを描かれている長野さんがサインをつけてくださる、というゴージャスな特典つき。わーい!だ。しかし長野さんの描くフェラスはものすごくハンサムでカッコイイですね。本を読んでいたときはこんなにカッコイイ人だと思ってなかったんですけど(^^;)
アートショウの方はちょうどオークションをやっている時間帯に通りかかったのですが、あちらと自分の温度差(オークションは熱がこもりますからね)についていけずそっと通り過ぎただけになりました。
そしてここ。
なぜワールドコンに来てまでオーストラリア? なぜにメルボルン? かといいますと、まだ開催が決定していない2009年以降のワールドコン立候補都市のプロモーションを行うビッドテーブルに、メルボルンもいた、という事なんですねぇ。メルボルンは2010年開催にビッドしています。ちなみに2009年はどこが開催することになったかというと、モントリオール。ここもゆかりがあるようなないような(笑)
Hさんからは「これはオーストラリアに行けということなのでは?」とまで言われてしまいました。
ワールドコンはともかく2010年頃オーストラリアに行けという何かがあるんでしょうか(爆)彼のヒトの周期的には2008年〜2009年のシーズンがアヤシイと思うんですけれどもね。
・コスプレ
着物を来ていた人(含浴衣)が結構目立ちました。日本開催だから、ということで意識した方が多かったんでしょうか。でもイベントに参加する、という観点からすると着物参加は結構辛かったのではないかと思います。
それから着ぐるみも結構見かけました。女の子の着ぐるみをきていたヒト、マジンガーZの着ぐるみのヒト、など暑かったんじゃないかなあ?
それからケロロ軍曹の浴衣を着ていたお姉さん。手ぬぐいもケロロ柄、帯に飾っていたチャームもケロロ、と感動的なまでにケロロづくしでした。
海外組も、肩のりグリフォンを連れていた方、ビーズとリボンで拵えた風の、ドラゴンを身につけていた方、私が知らない何かの制服コスプレをしていた方など、みなさんそれぞれに趣向を凝らしていたようです。
単純にTシャツとハーフパンツ、というような方も多かったですけれども。
・すれ違ってどっきどき
会議棟から展示ホールへの2階の連絡通路移動中、「あっ 天野嘉孝さんがインタビュー受けてる」。エスカレーターの4段下、瀬名秀明さんが着流し姿で降りていった。 ホテルのエレベーターでデイヴィッド・ブリンとお早うございます。 お昼ご飯を食べた展示ホール2階のカフェ、エレン・カシュナーさんが休憩してた。あー、ホントに彼女も参加者なんだー。
他にもいろいろ気が付かないでいるところでいろいろなヒトとすれ違っている模様です。
・カフェクラッチェ&英語力について
カフェクラッチェというのは作家さんを囲んでの少人数でのお茶会で、予約制。
私は当初、漠然と一人の作家さんを20〜30人くらいのファンが囲んでお茶会なのかなー、などと思いこんでおり、それだったら顔をみるだけでも許されるかも、なんぞとできたらどなたかのお茶会に入りたいな、などという野望を持っていたのでした。しかし、甘かった。ちらりとのぞいた会場を見てびっくり。
丸テーブル一つだけ。定員10人? こ、これはちゃんと話せないとダメなのでは? っていうかダメだよね。スケジュール的にはロビン・ホブさんのお茶会は出られそうだったんですけれども、本を3冊しか読んでない(しかも翻訳のみ)、英語力低い、ではその10人の中に入っても問題だろうと、自らの英語力の低さを悔やみつつ断念いたしました。
今回英語のみの企画にもいくつか参加しましたが、やはり日本人向けにゆっくり話してくださるのにはなんとかついていけても、英語圏のヒト同士の会話になるともうぼろぼろ、という状態。いろんな意味で道のりが遠くてトホホな気分になりました。
地道に英語やらなきゃ......
・企画あれこれ
・・時刊新聞
SF大会の企画進行中、最低1時間に1号新聞を発行する自主企画だそうで、時刊新聞社さんが主催。サイトはこちら。
1時間に一号とはすごいねぇ、なんぞと思っていたらとんでもない、分刊新聞じゃないの? というぐらいの勢いでがりがり新聞は発行されていました。配達人さんが「新聞○○号でーす」といいながら配り歩いているのをもらったりもらわなかったり。サイン会で並んでいる間だに次々号数が増えていくのがなんだかすごかったです。
今大会はトータルで108号でたとか。日本語版、英語版、バイリンガル版、日英両面印刷版、と版もさまざま。中身も企画紹介や、広告、連載小説やマンガと多種多様、楽しませていただきました。
・・シール企画
なんとか二桁交換できました。目標達成!
・・テスラ―ガーンズバック連続体
この企画でテスラコイルの実演をやったそうで、しまった、見に行けば良かったとちょっぴり後悔.....
そういえばヒューゴー賞授賞式の映画部門での紹介の時、プレステージはアリーがエンジャを案内してくる所に、ニコラ・テスラ博士が装置の所から出てくるシーンでした。
ということでだらだら細々した感想を書いてみました。
興奮と衝撃の中、でも結構まったりとしつつ過ごした二日間でした。
全員が参加者だから、作りと受け手の距離がとても近い、という感覚も、こういった大会ならではのことでしょう。
参加できて本当に楽しかったです。
ワールドコン参加なんて一生のうち最初で最後だから、なんて言っていましたが、またこういった企画に参加できる機会がこの先ありますように、と願わずにはいられません(^^)
期間中ご一緒したHさんいろいろとありがとうございました(^^)
また日本での開催、などという機会があれば嬉しいのですけれども(私が元気なウチに!)その時にまたご一緒できるといいですね。