るるむく日記

趣味にひた走るつれづれの日々

Murder Most Holy

Murder Most Holy 41/243頁

Murder Most Holy (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)Murder Most Holy (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)
P.C. Doherty

Headline Book Publishing 1993-03-11
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[t]:Murder Most Holy (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)[an]:P.C. [as]:Doherty

托鉢修道士アセルスタンのシリーズ3巻目に取りかかってみました。先達のEさんのお導きもあることだし、ダメもとで挑戦! まあダメだったら投げて邦訳を待てばいいんだしー、と気楽な感じでとりかかってみました。

途中で投げるかもしれませんが、出だしは良い感じ。思っていたより読み進んでいけそうです。その理由はおそらく、邦訳を2冊読んでいてキャラクターや、場所の雰囲気がだいたいわかっている。そもそも謎先導型というよりはキャラクター先導型のミステリー。意外に前に読んだダヴィンチ・コードの原書や、GR版のカドフェルが助けになっている。教会用語など面倒そうなあたりはいさぎよく飛ばしてどうしてもなあたりだけ辞書をひく。にしているからかもしれません。あま途中でついていけなくなって投げちゃうかもしれませんがそれはそれで。行けるとこまで行ってみようと思います。

クランストン卿がはまりこんでしまった政治的な罠と謎、アセルスタンの教会で発見された、白骨死体の謎、プロローグの殺人事件と、この3つの謎がどう絡んでどう解き明かされるのかとても楽しみです。

しかしこのアセルスタンとクランストン卿は、「あれはどうもまっすぐ過ぎて世の中をうまく立ち回るということができなそう。気をつけてやらなきゃ」とお互いに思ってそうなコンビですね。アセルスタンに双子の息子の洗礼をしてもらうところなど、他人の目とかまったく気にしてない感じ。親類縁者は「もっと立派な教会で洗礼式してもらえばいいのに」とか思ってそう。クランストン卿的にはアセルスタンに洗礼してもらうのは当然>彼にしてもらうなら彼の教会でしてもらうのが当然、って感覚だったのでしょうが。