The Forgotten Garden6919/8854 (77%)
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第36賞:1975年 Pilchard Cottage
ネル視点。
ウィリアムの家に再び招かれたネル。
ウィリアムはイライザについて彼がずっと秘めていた秘密について話してくれますが、ロビンの存在もあり、完全にすっきりする形では話してくれません。
そしてイライザが、1913年に姿を隠す前に、1909年にも一年ほど地所からいなくなったことがあり、帰って来たときには彼女は何かを失って二度と元のようには戻らなかったと語ります。
第37章:1907年:Blackhurst屋敷
イライザ視点
ニューヨークから帰ってきたローズは、自分の恋と結婚の事にしか興味がなくなりイライザは寂しく感じています。
そして結婚後はもう、ローズの部屋でおしゃべりをしたり、自分が作った話を聞かせることもできなくなる。
イライザは崖の上のコテージに住む事を伯母に願い出ます。
そして彼女の庭でのローズの関心をすべて奪ったナサニエルとの出会い。ハンサムで、絵画の才能があり、親切なナサニエルを嫌うべき所がないまさにその点でイライザはナサニエルが嫌いになりました。
第38章:2005年:崖の上の小屋
カサンドラ視点
カサンドラはクリスチャンとコテージの修復を続けています。
少しずつお互いの中に踏み込もうとする気持ちになってくる二人です。
カサンドラは、ローズのスクラップブックに書かれていた"mark"について相談します。
第39章:1909年:Blackhurst屋敷
ローズは失意の中にありました。身ごもったと思われたのにそうではなかったからです。彼女は子供を渇望し、そして夫を失う事を恐れていました。
ナサニエルは、深い嘆きの中にある妻の変貌についていけず、また肖像画製造器のようになってしまっていて、自分の思うままの絵を描けない事にいらだちを感じています。
アデリーンはローズの主治医から彼女体調が良くないことと、身体が良くなるまでは子供を作ろうとすることは控えた方が良いと伝えられます。彼女はローズの「子供が欲しい」という望みをかなえるためにある事を考え、娘に伝えます。
結婚後、なかなか会えなくなっていたローズがイライザに会いに来ました。あなたの助けが欲しいの、と言うローズに、イライザは自分だけがローズを助けられるのだと、なんでもするわと答えます。
第40章:2005年:Tregenna
カサンドラ視点
ルビーがBlackhurstホテルにやってきました。ルビーはナサニエル・ウォーカー展を終えて、借りていたナサニエル・ウォーカーのスケッチブックを返す用事があったのです。借り主はかつてBlackhurst屋敷でメイドとして働いていた女性の娘で、ルビーはその借り主が、カサンドラと話したいと言っていると伝えます。
またカサンドラはルビーにコテージを案内し、その夜は二人でコテージに泊まる事にします。
買い物をしているところでカサンドラはクリスチャンに出会い、クリスチャンはローズの受けた医療について知った
驚くべき事実を教えてくれます。
だんだんいろいろ見えてきたような。