The Dark Tide 総語数97461語 YL 7
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17-18章
Jinxと再度連絡を取ったエイドリアンはJinxが兄を殺したのはHaleだと信じたために彼と別れたのだと知ります。
エイドリアンは自分の真実の気持ちを伝えるためにジェイクの家を訪ねました。二人の関係が新しく踏み出されたのは良かったのですが、ジェイクは、Henry Harrisonが殺された、という悪いニュースをエイドリアンに伝えます。
Henry Harrisonの殺人と、Jay Stevensの殺人が偶然の一致とは考えにくい話です。結局殺人犯は誰なのか？最終章にいたって犯人が明らかになります。
ということで読了しました。シリーズ最終巻ということですが、ミステリー部分とロマンス部分がコジー・ミステリ的にバランスが良く、せつなくも楽しく読めました。
jinxとのやりとりで、愛していたのに何故彼を信じなかったのか？ と思わず発したエイドリアンのセリフは言った自分自身に返ってきた感じです。
ジェイクも偽っていた自分自身から解放されて、安定した印象でした。
二人が収まるべき所に収まって未来の明るさを暗示されて、３－４巻でロマンス的に辛かったあたりが報われて、エイドリアンびいきとしては安心したところ。
ジェイクの元妻kateさんが結局一番割をくった形になって可哀想でしたが、彼女にも良いパートナーが見つかって欲しいです。
しかし相変わらずロマンス部分は歯が浮くようなセリフ連発＆結構直接的な描写連続でちょっと照れました。
今回の語数カウントはkindle版での読書のため、またサンプルページもなかったので、第４巻、Death of a Pirate King のページあたりの単語数を元に、Amazonにあった３０４ページから、１０をマイナス（余白ページをこのくらいとみこんで）して計算してみました。読むのにかかった時間からいってもこのくらいかな、と思います。
