多聴多読マガジン 2008年 10月号
多聴多読マガジン 2008年 10月号 [雑誌] コスモピア 2008-09-06 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools [t]:t多聴多読マガジン 2008年 10月号 |
多聴多読マガジン 2008年 10月号の特集は「多聴+「α」でリスニング力アップ!」
中級の壁を越える!「レベル判定用ベンチマーク音声付き」です。
ベンチマーク音声は朗読音声の110語/分(YL0.8)、140語/分(YL2.5-3.5)、160語/分(YL4.5-5.5)、なま音声の130語/分(YL2.5-3.5),170語/分(YL2.5-3.5),220語/分(YL3.0-4.0)
という6レベルで、朗読音源の方は「やさしい文章をゆっくり>そこそこの文章をそこそこの早さ」
なま音声の方は「文章レベルほぼ一定、スピードゆっくり>英語母国語者どうしの会話スピード」という段階を聞かせてくれます。
判定は
・テキストを見ずに一回聞いて内容を理解できるかどうか
・テキストを読んでテキスト自体を理解できるかどうか
・シャドーイングできるかどうか
・聞いていて聞きやすいかどうか
でするとのこと。
やってみましたところ、
朗読音声
110語/分(YL0.8)、だいたい聞き取れる。テキストも理解できる。
140語/分(YL2.5-3.5)、だいたい聞き取れる テキストも理解できる
160語/分(YL4.5-5.5)、まあまあ聞き取れるが、聞き落としが出て来て文意があやふやな文がある。テキストは理解できる
なま音声の130語/分(YL2.5-3.5),だいたい聞き取れる。テキストも理解できる。
170語/分(YL2.5-3.5),まあまあ聞き取れる。テキストも理解できる。しかし内容がファンタジーに関する事だったので中身的に聞き取れたのかもしれない。同レベルで政治経済だったら聞き取れなかったかも。テキストも理解できる。
220語/分(YL3.0-4.0)会話のテーマはなんとなく聞き取れるが漠然としか聞こえない。テキストは理解できる。
シャドーイングは110語/分(YL0.8)以外全滅です(^^;)
速くなると聞こえない、文が難しくなると聞こえないという、あたりまえすぎる結果になりました。ああ!
つまりはそもそもの語彙力、文法力が不足しているということ、音声インプットが足りていないということ、英語のリズムやイントネーション、チャンク単位での理解ができていないということ、で。
えーと結局は全部足りないということですな。どっから手をつけたものやらため息ものですが、地道にインプットを増やしていくしかないんでしょうね。
さて、この雑誌では多聴サイトを紹介していていろいろおもしろかったのですが、そのうちの一つ、
「American Rhetoric」ここはいろんなスピーチを聞くことができるサイトなのですが、普通のスピーチだけでなく、「映画の名台詞」コーナーもあるんですね。
なんと 300のラスト、ディリオスのプラタイアの戦い前のBattle callや、指輪の王の帰還の黒門前のアラゴルンの演説も出ていましたよ。おーって感じです。
しかしディリオスのがBattle callで、アラゴルンのがBattle speechとタイトルがついていましたが、なんとなくそうなのかな、とは思うのですが、使い分けとか良くわかりませんね